月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

老少不定

2009年10月20日 21時44分13秒 | 仏々相念(住職日記)
最後の時計草・・・

坊守が写した今季最後の槿、
すぐ傍に今季最後の時計草もひっそりと・・・
本当に時計のよう・・・

私のようなものでもかわいいと思う。

刻々とうつりゆく世の中、
何もかもすべて変わりゆく・・・

儚さのなかで
いつ尽きるのだろう・・・

今日、30代の若い命が力尽きました。

「爺ちゃんの通夜、葬式のように僕のもして下さい」
里のこと、寺のこと・・・
母親に言い残し亡くなられたとのこと・・・

数年前に亡くなったお爺さんのご縁を通し
いつも一緒にお礼についてくれていました。
ご縁に遇われながら
何か考えてくれていたのでしょうか・・・

自らの死をまえに
がんばって、がんばって進まれたのですね。

私もがんばって歩ませて頂きます。
このひと時を大切にしながら・・・

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