号阿弥陀

「も～、人とは話さないのにテレビに向かってはブツブツと・・・」

娘に言われ納得している私。
テレビっ子の私は、本当にブツブツ言っているのです。
普段もこのように喋ればいいのですが・・・
思わず笑ってしまいました。

「ボツボツやれよ」の父の声・・・
その言葉の中に大切に生きるんだの思いに出会われたと
挨拶して下さった。

ある日、夕方遅くまで仕事をなさっていたご門徒・・・
気が付くと目の前に両親が車で来ていた。
「爺ちゃん、どうしたの・・・？」
「先にご飯も頂いたが、お前が働きよると思うと休むことができんのよ・・・」
「そりゃ、すまんかったなぁ～。帰るけんな・・・」

何気ない会話の中に深い親心を聞かせて頂きました。

じっとしていることができないのでしょうね。
急ぎここに至りて下さり支えていて下さっていたのです。

いつでも、どこでも・・・

また、そのはたらきに出会い素直に帰る息子さんの姿・・・
いい関係だなぁ～と聞かせて頂いた。

あなたのおはたらきいっぱいの中に、
背中を向け続けていた自分に出会うのでしょう・・・

安心の人生を歩ませて頂くのでしょう・・・

テレビを見ながらブツブツ言っている時であろうと、
仕事をガムシャラにがんばっている時であろうと、
あなたのみ手の中・・・