月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

万年青年

2011年07月03日 20時07分45秒 | 仏々相念(住職日記)

ホント若いですね~・・・

 

午前中でのご縁は、本堂にお参りをいただいてのひと時でした。

凄い湿気でジッとしていても汗が噴き出てきます。

「おっ、いいね~、今日も汗が出てくださる」と喜んだことです。

 

お参り下さったご門徒の中には、全然お歳を取られないような方がお見えになります。

気兼ねのいらない優しいオジサンで親しくさせていただいているお方です。

髪も黒々として背もピンと伸びておられます。

「相変わらずお若いですよね!」

「そんなことないんで!年々弱ってな~・・・」

話好きのオジサンで時も忘れて話しこんでしまいます。

 

この方、ウチの家庭菜園のアドバイザーなのです。

今年も坊守が立派な家庭菜園(?)を作ってくださっているので、そのことを話しますととても喜んでアドバイス下さるのです。

出来の悪い弟子は一向に行動に移さないために上達しません。

坊守に伝える頃にはすっかり忘れていて、「あれ?こうするんだっけ?いやいや、あ~するんだっけ?」

可哀想なウチのゴーヤ、琉球エンドウ・・・

 

しかし、若いうちにご苦労して老後朗らかに過ごすことができるっていいですよね・・・

横にいる奥様に話しかけてはにこやかに・・・

少しだけ身体を弱くされている奥様にとって、万年青年のご主人が頼り甲斐のあることでしょう。

話しかけては楽しそうに受け答えされるお二方が輝いて見えたことです。

 

坊守と2人でいろんな事を話します。

今のこと、息子が旅立った後のこと、老後のこと・・・

笑ったり泣いたりといろんな事を・・・

坊守からはいつも「私が看病してあげるから、車椅子も押してあげるから・・・」と案じてくださる言葉が出ます。

どうしてもそういうイメージの私なのです・・・

 

何時そうなってもいいように少しでも痩せておかなくては・・・既に老化現象の私ですから!

 


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