昨夜から雨が降っています
今の時期を「穀雨」といいますが
この頃の雨はとても優しく感じられます
それは
いのちにとっての恵みの雨だからでしょう
雨粒のひとつひとつが届く場所にはいのちの営みがあります
阿弥陀さまのおはたらきと重なって、雨音がなんまんだぶつに聴こえます
ところで、春の雨にはいろいろな名前があるようです
瑞雨‥‥穀物を育む雨
甘雨‥‥草木を潤す雨
春霖‥‥春の長雨
催花雨‥‥早く咲いて、と花に促す雨
菜種梅雨‥‥菜の花が咲く頃に降る雨
卯の花腐し(うのはなくたし)‥‥うつぎの花が腐ってしまうほど降る雨
日本語って美しいですね