月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

春の雨のはなし

2017年04月26日 15時08分48秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


昨夜から雨が降っています

今の時期を「穀雨」といいますが

この頃の雨はとても優しく感じられます

それは

いのちにとっての恵みの雨だからでしょう

雨粒のひとつひとつが届く場所にはいのちの営みがあります

阿弥陀さまのおはたらきと重なって、雨音がなんまんだぶつに聴こえます











ところで、春の雨にはいろいろな名前があるようです

瑞雨‥‥穀物を育む雨

甘雨‥‥草木を潤す雨

春霖‥‥春の長雨

催花雨‥‥早く咲いて、と花に促す雨

菜種梅雨‥‥菜の花が咲く頃に降る雨

卯の花腐し(うのはなくたし)‥‥うつぎの花が腐ってしまうほど降る雨

日本語って美しいですね

誕生と往生のはなし

2017年04月23日 23時27分19秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


常光寺さま2日目のご縁です

前回お参りさせていただいたその日にご誕生されたお嬢様のお祝いに贈らせていただいたフェルト製のケーキを今でも大事にしてくださっているとのことで、それらをわざわざ本堂に飾ってくださいました

今回、お取り次ぎのために持参した蓮のお花と一緒に飾っていただきました

まさに、誕生から往生まで‥‥

阿弥陀さまの御手の真ん中に抱かれての日日です

いまが確かなのです
だから、先も確かなのです

と、お味わいさせていただきました

なんまんだぶつ(^人^)

それにしても、お嫁に行かせたようなケーキたちとの思いがけない嬉しい再会でした

常光寺さま、ありがとうございました(^人^)

ご縁の後、津和野駅でちょうど出発するSLを見ました

はい!ただいま旅の途上です

阿弥陀さまがご一緒してくださる旅はなんと心丈夫なことでしょう








常光寺さま永代経法要のご縁のはなし

2017年04月22日 23時08分01秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


今日、明日と島根県津和野町の常光寺さまにお参りさせていただいています

阿弥陀さまのお姿のお話をさせていただきながら、恩徳讃の手話表現をお伝えしました

手話を使うと、恩徳讃のひとつひとつの言葉の意味がよくわかります

たとえば、「大悲」は「あたたかい」という手話で表現されたり「恩徳」は「慈愛」という手話で表現されます

全部覚えるのはなかなか難しいのですが、みなさま一生懸命手話で歌ってくださいました

楽しくて、ありがたいご縁でした






50000㎞のはなし

2017年04月22日 07時12分40秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


京都から津和野に向かう途中で

愛車Pちゃんの走行距離が50000㎞になりました

地球一周が40000㎞と考えたら

しみじみ、すごいな〜と思います

50000㎞

お天気の日も土砂降りの日も雪の日も

高速道路も山道も砂利道も

走ってくれてありがとう(^人^)

Pちゃんが一緒だから

心強いし、楽しく旅ができます

ありがとう(^人^)