徒然にっき'18

OCNブログから引っ越してきました。
文華の日常を綴った、プライベート日記です。

今更、レベル7ですか?

2011-04-12 23:37:00 | 教育
原発が水素爆発を起こした時点で「レベル7だろ。」って噂は流れていたけれどさ。
やはり「レベル7でした。」って正式に発表されると、事の重大さをひしひしと感じるよね。


もう、世界のふぐすまだよ。
歴史に名を残すよ。
「双葉郡」とか「飯館村」のようなマイナーな地名が世界中に知れ渡るなんて、すごいことだよ。


今日の下校前、クラスの子ども達が、
「チューリップを見たい。」
と花壇にかけだしていった。
自分の植えたチューリップがすくすくと育っているのを見て喜び、満足そうにさわっていた。
春はいろいろな草花が次々と芽生えて、嬉しい季節だよね。
なのに、その気持ちを抑えるような指示を告げなくてはならない。
「みんなは、ときどきしか放射能をあびないけれど、草花はずーーーっと放射能をあびつづけているんだよ。だから、できるだけさわらないようにして、もしさわったときは、よーーーく手をあらってね。」
放射能、放射線対策を、小さい子どもに伝えるのはものすごく難しいですわ。


本当に、自分の住んでいる土地が日常生活を続ける必要があるのか、よく分からなくなってきた。


東日本大震災から1ヶ月~もう勘弁して欲しい

2011-04-11 21:38:00 | 教育
今日から給食が始まった。
ようやく、いつもの学校に戻った。


13時50分頃、小さな余震があった。
学校ではちょうど、体育館で鼓笛の練習をしているときだった。
子ども達は、一瞬動揺の表情を見せたが、揺れがだんだん小さくなったため、そのまま演奏を続行した。
練習後、
「さっき、地震あったよね~。」
「うん、あった、あった。」
「あんまり怖くなかったね。」


うーむ、あまりの余震の多さに、すっかり地震慣れしてしまった模様。
ちょっとの揺れでは驚かなくなった。


そして、17時過ぎ、また大きな余震が起こった。
私は教室で仕事をしていた。
教室の事務机の上に、テレビが備え付けられてる。
つり下げ式のテレビ台が、大きく揺れた。
不安を感じ、速攻でその場を離れ、教室の中央に来た。


職場にいる間に来た地震速報は、計3回。
帰路の山道は、地震の影響でさらに地割れが拡大していた。
そのうち、通行止めになるんじゃないかと思ってしまう。
そして、この余震続きの事態に、
「またライフラインが止まるかも。」
という不安が頭をよぎった。
すでに、いつでも避難できるよう、自宅に荷物をまとめてはいるが、さまざまな事態を考え、帰りにスーパーに寄り、水2リットル×6本を購入した。


地震活動はまだまだ活発なようで、これからもM7、M8クラスの余震が起こる可能性があると聞く。
自分の住んでいる土地は内陸だから、きっと地震の被害はこれからも最小限であろう。
しかし、揺れる度、「原発」の安全が気になって仕方がない。
ただでさえコントロールできない状態なのだから、これ以上揺れて被害が拡大するのは勘弁して欲しい。


日常を取り戻すのは難しい

2011-04-10 21:33:00 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は、ずっと引きこもり。
花粉症で体がだるく、溜まっていた洗濯物をやっつけるのがやっとだった。


今日は、ようやく重い腰を上げて仕事をする。
学習の計画を立てていると…。
<NR>

「固定遊具を用いた運動遊び」
うーん、外で体育できるのかな。
「鼓笛練習」
鼓笛パレード、本当に実施されるのかな。


街は少しずつ復興に向かっているのに、どうしても「放射線・放射性物質」の壁が立ちはばかる。


自分がスーパーに行くのは夕方が多いが、
「もしかしたら、品物がなくなるかも。」
という不安にかられ、いつもより早い時間に買い物に行った。
物によっては品薄なものもあったが、ほぼいつも通りの品揃えに戻っていた。


今日は地元産のきゅうりを購入。
「食の安全」に、今まで以上に気を配らなければならなくなった。


ふと疑問に思うのが、首都圏の人が、やたらと福島県や茨城県産の食品を避けるようになったこと。
さわいでいる人達は、今まで冷凍食品・加工食品・弁当・お総菜・ファミレスなどには一切頼らず、すべてを自炊してきたのだろうか。
自分は「中国の冷凍食品事件」以来、冷凍食品に頼るのはやめ、野菜も肉もできるだけ国内産を選んで購入してきていた。
食糧難になった3月は、仕方なく冷凍食品や中国産の「乾燥わかめ」などを購入したが、やはり安全面を考慮すると何かと心配だ。
今まで外食や加工食品に頼ってきた家庭なら、今更「○○産」にこだわらなくてもよいのでは?と思ったりする。


さて、これから心配なのが、子ども達の未来だ。
政府が1年間に「20ミリシーベルト」という基準を設けているらしいが、超えた場合どうするのか?の対策が全く見えない。
福島市の子ども達は、このまま住み続ければ間違いなくこれを超えるであろう。
(今後の環境放射能測定値を1.8マイクロシーベルト/hで計算した場合、年間外部被曝量が約18ミリシーベルト。内部被曝を×2で考えれば、36ミリシーベルトになる。)
「ただちに~」という気休めはもういらないから、基準値を超えた場合の対策をきちんと考えて欲しい。


新学期が始まったよ

2011-04-08 21:46:00 | 教育
あっという間の一週間だった。


準備期間の少ない中で迎えた始業式&入学式。
なんとか滞りなく終えることができた。


1年生の動きはやはり「想定外」である。
授業中すぐに出歩くし、トイレの時間はフリーダムだし、私服に着替えたのに、中に体操着着ていたりするし…。
でも、2年生がいろいろと世話してくれるので、まっさらな1年生の担任よりは幾分か楽だ。


困っているのが、自分の体調。
嬉しいことに毎日ぽかぽか陽気が続いているため、花粉症が絶好調に発動中。
体調は日々悪化中だ。
今日も遠足の下見に行ったら、くしゃみと鼻水が止まらなくて大変だった。


各種店舗の品揃えもよくなり、ガソリンも不自由しなくなり、復興の兆しが見えた今週…。
と思っていた矢先に、昨日の大余震が起きた。
自分は体調不良で早々に就寝していたため、地震で目覚めたものの、大きな揺れの記憶が全くなかった。
早朝に、床に洗濯ばさみが散乱しているのを見て驚いたくらいだ。


そして、本格的に新学期が始まったら、「放射能」の心配をしている余裕が全くなくなった。
帽子?手袋?除染?
あー、そんなことにいちいち気を配っている暇はないわ!
幸いにも、職場の放射能測定値が市内平均の3分の1程度だったのでよしとしよう。


被災地の現状~みんながんばろうとしている。

2011-04-03 21:13:00 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は久しぶりにシングル生活に戻ったせいか、「眠り姫」になってしまったw


この2週間弟の世話をしていたので、結構疲れていたんだなw
洗い物やゴミ出しをしてくれて、助かっていた部分もあるけれど。


はてさて、今日は弟に荷物を届けがてら、用足しにあちこち回った。


まずは、洗車機でFit君の除染w
震災以来一度も洗っていなかったから、いい加減放射能まみれなのが気になっていたのだ。
洗車場やGSも通常営業に戻ってきたので、今度からはこまめに洗車することにしよう。
室内の除染はどうしようね…orz


弟に荷物を届けた後、駅前の書店に立ち寄る。
昨日、別の書店に行ったのだが、目当ての雑誌(仕事用)が入荷されていなかったのだ。
駅前の方があるかも…と思ったが、入荷されていないのは同じだった。
どうやら、震災後2週間近くに発行された雑誌は、こちらには流通されなかったようだ。
幸い、雑誌に変わる書籍(雑誌の2倍以上の値段であったが)を見つけ、購入することができたので助かった。
書店から駐車場に戻る途中、避難所と街中をむすぶシャトルバスを見かけた。
これで、避難民達も買い出しに出かけられるのだな。
地域の支え合いを感じた。


次に郵便局へ。
中学校へ入学祝いの祝電を送る。
先日は、発送直後に「配達困難地域」に指定されてしまったが、今度は大丈夫とのこと。
ここでは、ゆうパックで「水2リットル×6本」を送る男性を見かけた。
きっと関東圏に避難させた奥さんと子どもに送ったのであろう。


福島県民は、みんながんばろうとしている。
そして、全国のみなさんが応援してくださるのも、とてもよく分かる。
がんばろうとしているのに、某政府や某会社からは、全く誠意が感じられない。
避難地域の拡大とか言っているらしいが、もし福島市も対象になったら福島県の終わりだろうね。約30万人を一度に避難させるのは無理だろうからw