前回のワーゲンですが、MIL(マルファンクションインジケーターランプ)が点灯しました。
以前残っていた、P0300とP0304に加えて、P1136(第1列混合物アダプテーションエアシステム希薄過ぎ→わけわからん訳だけど要は、エア吸いか何かで排気ガスが薄くなっているよ、ということです)
あとで考えて後悔したことですが、前回のようにアウディーのソフトウエアでワーゲンを見ていたため、特殊なコードを入力しなければ、FFD(フリーズフレームデータ)もデータストリームも見れませんでした。アウディーだからと言う理由ではないでしょうが。外車はOBDが標準搭載なので、最初から専用ソフトはあきらめて、ジェネリックOBDの機能でモニターすればよかった、と思いました。
今回はとりあえず故障コードを消去して、次回発生時にはジェネリックでFFDを見てみます。
現時点、P0304,P0300について考えられる原因としては、いわゆる「ディーラーデリバリーモード」ではないかと。
海外の大型ディーラーでは、広大な敷地に数多くの新車を在庫しています。それを場所替えのためにちまちま始動させては止め、始動させては止めを繰り返しているため、スパークプラグが燻り、MILが点灯すると言うものです。日本でもこの車が中古車として長期在庫されている間に、コードがストアされたかもしれません。
国産車ならミスファイヤリングモニターがOBDの規制で義務付けられていないため、多少のエンジン失火があってもMILは点灯しないため、問題にはなりません。よっぽど燻ってエンジンがかからないぐらいなら問題が顕在化しますが・・・。
このころのヨーロッパ車はミスファイヤリングモニターの義務化はされていても、エンジン冷始動期間中、およびアイドリング時のモニターは免除されているため、デリバリーモードが原因だとしてもMIL点灯までは至らないはず。ではなぜ点灯(厳密にはP0300,P0304については仮故障のみでそれ以上進展していないかもしれない)したのでしょうか?
点灯の主原因はやはりP1136?
ジェネリックでロングフューエルトリムを見る限り、燃料の増減量は±4%程度で制御されています。入庫は完全暖機状態だったので、冷始動時のズレ量を見てみたいです。FFDで発生時の水温も低いと言うことがわかれば、答えに近づくかも。
ということで、次回入庫時対応に備えます。
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