補器バッテリー上がりなどで、知らぬうちにメーター内の故障警告灯が点灯することがあります。この場合、単純にバッテリー交換をすればもとに戻るのが一般的です。しかし、治りませんでした。
メーター内では、システムチェック異常なんたらとか横滑りマークやABSマークが点滅したり、とてもいやな雰囲気です。とりあえずDLCカプラーの端子を短絡して、点滅回数で故障個所が特定できるかチャレンジしました。
ご丁寧に英語でDIAG VSC 45とか合計二つコードが出ました。しかし意味がさっぱりわかりません。とにかくVSC系・・つまりトラクションコントロールとかスタビリティーコントロール/ABS関係が問題あるそうです。そんなところ触ってないのに。
ディーラーでも診断してもらいました。たしかにVSC系統も故障コードがストアされていましたが、B系、C系、U系もストアされていました。Bはボディーコントロール、Cはシャーシ、Uはなんの略か忘れましたが、コミュニケーション関係。コンピューター診断中にDLCカプラーを外したり、ユニットをつけ外しするとこれらが一気にストアされるのはよくある話です。しかし原因が分かりません。
挙句の果てに、パワーリアゲート、パワーウインド、集中ロックも利かなくなっていることに気づきました。
B系のコードからユニットを追ってみると、たしかに上記ユニットとつながりがありそうでした。
そこで、関連するヒューズを抜き差しして電源を一度遮断してみることに。ハイブリット系のユニットのヒューズを絶対に抜かないように、考えられる全てのヒューズを抜き差ししました。すると、現象は消えて元通りになりました。
そもそも補器バッテリがあがるような行為はしてないつもりですが、IGオンオフの頻度が高くなんらかのバッテリ上りにつながる状況が起こったかも知れません。
いずれにしてもハイブリッド車は取扱いにかなりの注意が必要です。基本、触らない!
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