母が逝ってから二週間がたつ
永いような短いような未だに母の気配を感じながら暮らしている
正月過ぎ、いつごろだったか
ストーブを動かそうとして筋肉痛?か肉離れ?を起こした
起き上がる時寝返りを打つとき力を入れるとき
内臓を切り裂かれそうな痛みが走り悲鳴を上げていた
何日だったか
夜、母を抱え起こして
私 <いたっ 痛い>
私の顔をじっと見上げて
母 <どうしたの? どこか痛いの?>
私 <Kちゃん痛いの みやこさん重いんだから >
それ以来母は会話をしなくなった
そして二度と自分も痛いと言わなくなり
食も細くなりました
亡くなる前日、ヘルパーさんの時 <痛い> と言った
と喜んでいたのに、翌日眠るように息を引きとった
人は最後まで声は聞こえているのだとか
<みやこさん よくわかっていたんですよ。
娘に介護されて幸せ 大往生ですよ>
ケアマネさんやヘルパーさん 皆さんそう言ってくれます
でも楽な介護を続けて、ミキサー食になるこれからだと
覚悟をしたとこだったのに~
そのように言われるのが辛いのです
私を楽にしてあげようなんて
思うことも考えることも無かったのよ
私は幸せだったんですよ
ゴメンネ お母さん~!!