真夜中のコーヒー2

人生の最終章
 ボケ防止のためにも
  ブログ遊びを楽しもう

最後の会話

2010-02-10 13:03:11 | 日記



  母が逝ってから二週間がたつ
永いような短いような未だに母の気配を感じながら暮らしている


  正月過ぎ、いつごろだったか
 ストーブを動かそうとして筋肉痛?か肉離れ?を起こした

 起き上がる時寝返りを打つとき力を入れるとき
  内臓を切り裂かれそうな痛みが走り悲鳴を上げていた


   

   何日だったか

  夜、母を抱え起こして

     私  <いたっ  痛い>

   私の顔をじっと見上げて

     母  <どうしたの? どこか痛いの?>

     私  <Kちゃん痛いの  みやこさん重いんだから >

        

  それ以来母は会話をしなくなった
  そして二度と自分も痛いと言わなくなり
    食も細くなりました


  亡くなる前日、ヘルパーさんの時 <痛い> と言った
   と喜んでいたのに、翌日眠るように息を引きとった 





  人は最後まで声は聞こえているのだとか

  <みやこさん よくわかっていたんですよ。
    娘に介護されて幸せ 大往生ですよ> 


 ケアマネさんやヘルパーさん 皆さんそう言ってくれます


   でも楽な介護を続けて、ミキサー食になるこれからだと
    覚悟をしたとこだったのに~



  そのように言われるのが辛いのです



    私を楽にしてあげようなんて

     思うことも考えることも無かったのよ

     私は幸せだったんですよ 
 

       
        ゴメンネ  お母さん~!!   
  
コメント (3)
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