祭りの仲間たちと

今日はワシらの祭り保存会の総会があり、出席した。
ここ1年～2年、若い人らが入会してくれ、彼らも来てくれた。
若いカップルが3組も夫婦で来てくれるんで有難い。

やっぱり組織もどんどん若返らんとね？
若い人らがこういった事に関心を持ってくれるのは地域にとって喜ばしいことじゃ。
３組のカップルの内、1組はもうすぐ２世が生まれるみたいで奥様は不参加じゃったが
子供が生まれ１歳になる頃には、子供にも法被を着せ参加してくれる。

子供も小さい頃から親と一緒に祭りに参加しとると、自然と祭りに馴染むものじゃ。
ウチの孫娘がええ例で、赤ちゃんの時から祭りに連れて行っとるんで
中学２年生の昨年、初めて自分の口から　『女みこしに出てみたい』　と言い出した。

一般家庭に育った女の子がそう言い出したら、親は
『そんなグル-プには近づかん方がええ』とか間違った印象を親が持っとって
たとえ子供が行ってみたいとか言うても、反対する親が多いと思う。

それは大きな間違いで、地域のコミュニケ-ションに溶け込もうとする
ピュアな子供の行動を、偏見を持った親が制限することになる。
ワシらの祭り仲間に危険な反社会勢力の者は誰もおらんし、
みんなボランティア精神に長けた、ええ人たちばっかしじゃ。

若いお父さんお母さん方、どんどん子供を連れて祭りに参加して下さいよ。
偏見を持った親たちに育てられた家庭の子は、そんな祭りがある事すら知らん子もおる。
今、来てくれとる若い人たちは大切にしたいね、そして彼らにも
どんどん友人や先輩、後輩、家族も連れて来て貰うようにせんといけん。