40~50kmくらい離れた町のおやじバンド。
彼等と知り合うたのは、もう10年前になる。
そもそも彼らのバンドリーダーの奥さんが
ワシらの音楽サークルに入ってきたのがきっかけじゃ。
それが40数年前のこと。
それからお互い結婚し、賀状のやりとりだけの
繋がりで、未だに賀状のやりとりは続いているが
転勤族の彼が定年退職して地元に帰ってから
彼もおやじバンドを始めた、と賀状に書いてあった。
『いつか機会がありゃあ旦那とセッションしたいね』
などと賀状に記した覚えがあるが、まさか
この旦那とここまで仲良くなれるとは
思いもせんかった。
彼のおやじバンドのマネージャーを
奥さんがやってます、と賀状にあったんで
是非一緒にライブがあるんでと
出演依頼したことから、今度は旦那との
付き合いの方が強くなってきた。
そんな彼らともコロナの影響で会うこともままならず
たまにラインで連絡をとるくらいの状況じゃったが、
コロナ感染者数が激減した今がチャンスと
呼びかけたら、わざわざ広島まで来てくれた。
向こうもバンドのメンバーの一人と一緒、
ワシもバンドメンバー一人と一緒に行った。
音楽談義に花が咲き、ナント4時間半も
おばちゃん並みにお喋りしてしもうた。
コロナが人々の命を生活を楽しみを奪って
もう長い、このくらいにしといたらどうじゃ?