今日、元の取引先の営業マンで
現在は東京でその関連会社の
社長をしとるKさんから電話があった。
彼が中国支社に赴任して
ウチの担当になってからの
付き合いなんじゃが、
何故か気が合うて、
何回も飲む機会があったお方じゃ。
もう広島から東京へ転勤になって久しいのに、
未だに付き合いのあるKさんからの電話じゃった。
仕事の見積もり依頼じゃったが、
仕事の話が済んだら、何でか知らんが
『坂の上の雲』の話になって、
大いに盛り上がった。
彼もこの小説を数回読み直ししとるみたいで、
ワシも同じくらい読み直ししとるんじゃが、
Kさんの方から
『〇さんも『坂の上の雲』読んでるの？』
と訊いてきた。
突然そんな話になっても全然違和感なく、
昨日までその話をしとったかのように
自然と『坂の上の雲』の話題に入って行った。
日露戦争を舞台にした
秋山兄弟の歴史小説で
男性は読んどる人が多い本じゃ。
ワシはあまり読書はせん方なんじゃけど、
この小説だけは気に入って
8巻もある長編小説なのに、何回も読み直ししとる。
Kさんが広島時代に取引のあった、
ウチと同じような仕事しとる会社は
ようけあったと思うが、
その中からウチを選んで
電話してくれる事には感謝しかないね。
この会社には彼の先輩にあたる
Kさんとゆー人物がおってんじゃが、
このｋさんはウチとの取引の
きっかけとなったお方で、
このお方は今春定年で
大手建材商社を退職されたが、
このお方と彼とも仲がエエみたいで、
ワシも未だにお付き合いさせてもろーとる。
感謝
