孫娘たちの食欲

夕方、息子んとこの一番下の孫娘が

『お手伝いに行ってもいいですか？』

と電話してきた。

夕飯は一緒に手巻き寿司にしようと

約束しとったんで、

何か手伝うてくれようとしたんじゃろう。

ワシが汗と水でビッショリになって

例によって水まきをしよったら

ママと一緒に『こんばんは』と笑顔でやってきた。

ワシは水まきを終え、汗を流し、

リビングで汗が引くのを待っとったら、

次女と長女を連れて息子もやって来た。

食卓の大皿に大盛り２セット並べられた

幾種もの刺身や野菜、

そしてハム・ソーセージ類の

オードブルは楽しいおしゃべりと共に、

気付いたら何本かのスティック状の

きゅうりと卵焼き以外は、

きれーに消えとった。

更に三女は

『そうめん汁のお代わりは、もうないん？』　

場所をリビングのテーブルに移動して、

大きなシュークリームも食べる前は

『入るかなぁ？』とかゆーとったが、完食。

おそるべし食欲！　

最近はワシも敵ではなくなったようじゃ

終戦記念日

77年前の今日、太平洋戦争は終わり、

国民も軍人も敗戦を受け入れざるを得んかった。

日本中の街が空襲でメチャクチャにされたのに

ワシらが物心ついたころには

戦争のがれきらしきものは

原爆ドームの他には見当たらんかった。

ワシは広島市中心部から10ｋｍほどの郊外に生まれたが

母親の実家は広島市の中心街にあったんで

小さい頃から母と一緒におばあちゃんちへ

再々行ったもんじゃが、すでに街は復興を遂げていた。

爆心地から1ｋｍも離れとらん場所で被爆した母も

爆風で倒れた建物の下敷きにはなったものの

屋内に居たため火傷は負わず、

額に大きな傷を負っただけでじゃったんで

その頃は額の生え際の傷跡に触れないかぎり

まったく健常者と変わりは無かった。

じゃけど終戦からワシが物心つく頃までの

10年間は、広島だけじゃのうて全国の街で

耐えがたきを耐え、忍び難きを忍んだ先輩たちが

必死になって日本の国を再興させてくれた事と思う。

そのご苦労に、感謝しかない。

ありがとうございました。

盆の入り

今夜は近くの居酒屋で女房殿とデート。

お盆の入りでお客さん少ないかと思うたが、

満席で、女将は額に汗。

深夜放送は再放送が多いんじゃろうね？　

ワシらが子供の頃には昼間でも

テストパターンミュージックが

流れとる事が多かった事を思えば、

再放送であろうと、

ワシには初めてなんで面白かったら見る。

今夜はダービーを会場で見るために

1週間くらい前からゲート前に並ぶ

人たちを取材しとった。

ダービーを競馬場で見る楽しみのために、

固いタイルの上で寝る

支度が凄い人もおる。

そこだけのにわか作りの仲間、

奥さんにナイショでこの日のために

貯めたお金を持って来る人、

それぞれの人生があるねー！　

人との出会い、おもしろいねー！　

一人でも多くの人と出会い、

ワシの知らん経験や考え方を訊いてみたいね。

戦争体験の語り部

毎年、この時期は

戦争の爪痕みたいな番組が多いよねー？　

さっきまで見とった番組も

7年前の再放送みたいじゃった。

当時97歳とか92歳の人が証言しとってじゃけど、

今もお元気なんじゃろうか？　

戦争体験を語れる人がどんどん減っていく。

ワシらがサラリーマン時代に、

営業に行った先で社長さんから

さんざん戦争体験を聞いたもんじゃ。

会社の先輩にも体験者がおりんさった。

あの頃、思うたんは、

真面目に上官の命令に従うた人は戦死し、

上官の命令に従わんかった

不良兵士が生き残れるんか？

不条理なことよ、

と人の道を考えたねー。

高級イチジク

今のところ4回目のワクチンも

何の副反応もナシ。

よう腹が減るんじゃけど、

これ副反応とちゃう？　

夕食後、しばらくして

甘～いトウモロコシに続いて

『そう言やぁイチジクがあったんじゃ！』

と出て来たイチジク、

何か高級品っぽい空気を醸し出しとるで！

１口かぶって「サイコー！」　

メチャクチャ甘いし、大きゅうて、

柔らかさも正に食べ頃ゆー感じ。

「こりゃあ１個千円の値が付いてもエエくらいの旨さで！」

と絶賛。

こがーなん、鳥に食べさせてたまるか！

アリンコに食われてたまるか！