昨日も一昨日も深夜放送で
興味ある番組をやっとらんかったが、
今夜は福島の除染地区で
10年以上荒らした田を、
おっさん一人で復活させた
ドキュメント番組を見た。
汚染された田を国か県か知らんが
『除染終了』してくれた田は
10年以上放っといたら雑草だらけで、
元の田んぼに戻すには、
除染されたとゆー田んぼに
入れられた土は、石ころだらけで、
石ころを取り除くところから
始めにゃあいけん状態じゃ。
苦労して田植えまでこぎ着けたところに
県の職員がやってきて、
稲を育てるなら、
ある化学肥料を撒いて下さいと指導する。
そのおっさんは
『この田んぼはご先祖様から
代々管理してきた田んぼで、
そこに化学肥料なんて入れられない』
と有機肥料、無農薬での栽培を主張。
県は化学肥料は土中のセシウムが
稲に吸収されにくくする肥料だと
説明するが、頑固おやじは聞く耳を持たない。
田植え後１ヶ月もすると
草がいっぱい生えて来るが、
合鴨農法で乗り切った。
そして収穫した稲は
一般の田に比べて半分ほどじゃったらしいが、
米の検査をしたところ、
セシウムなど放射線物質は
基準以下で合格じゃった。
頑固おやじの気持ちが通じたんじゃと、
ワシも嬉しゅうなったよ。
