鮃 狂 (ひらめくるい)

サーフで、ルアーのヒラメ釣りをメインに、釣りを楽しむ中年おじさんの釣行記です。

オイラの堀田式FGノット

2015年06月10日 08時18分27秒 | 釣れる?ノウハウ
 今日は休みなのに、あいにく海は荒れ模様。

さあて、どうしたものか。

家から下されている指令は二つ。

お墓の草引きと、包丁研ぎ。

包丁は、出刃を含め4本、結構な仕事なんですよ。

その前に、どうもノットが話題紛糾(でもないか)なので、
オイラのやっている方法貼り付けて起きます。

わからない人は、えんがん先生をどうにか見つけて
教わるように!。(笑)


まず、準備段階。

リーダーを適当な長さに切って、リールを重石にしつつPEの
先端を口で咥えます。

後は動画の通り。
https://www.youtube.com/watch?v=tPRMy4Xlopw

この時、堀田氏は結構きつめに撒いてるみたいけど
初心者は、ゆるめでOK。

オイラは、12回か14回巻き込みます。

巻き終わった状態は、このような団子。


次に、PEは咥えたままで、リーダの残った部分
(本線の余り部分)をゆっくり、ぎゅ~っと引っ張ります。

と、ご覧の様に綺麗に締めあがります。


後は、ハーフピッチを好きなだけ。

オイラは大体12~14回行います。

オイラが、作業に要する時間は3分弱かな。

1日練習すれば出来ると思うけど・・・・・。

人それぞれだから、ゆっくりマスターしてください。

最後にリーダーは、サンヨーナイロンのApplaud nanodaX
が、今まで使用してきた中で結束、引っ張り共に最強です。

初心者のキャストの話

2015年06月07日 08時20分25秒 | 釣れる?ノウハウ
2015年シーズンの幕も開けたし、オイラがサーフで気になる
初心者と思われる人の、キャストの話をしてみます。

サーフ初心者で、 なんか、自分距離出ないなんて、思ってる人いないかな?。

オイラの目から見て、飛ばない原因は、大きく二つあると思う。

一つは、ロッドとルアーのバランス及びラインの太さね。

硬めの竿で軽いルアーを遠投するのは、上級者でも難しい。

逆に、柔らかい竿で重いルアーは、結構飛ばせるけど、ポキッと逝きやすい。

これらは、ロッド説明書に適正ウェイトが書いてあるから、ルアー重量を、
きちんとチョイスすれば済む話だ。


あと、ラインによっては、1.2号を1.0号にしただけで、大分違う事があるから、試して欲しい。


問題なのは、投げ方を理解してない人、意外に多いですよ。


遠目に見ても、ビギナーとすぐわかる。


それは、こんな人ね。

ルアーを投げ釣りの鉛みたいに、後ろにダラ~と垂らしてから投げる人。


ダラ~は、無くても三拍子のリズムでキャストする人。

三拍子のリズムとは、バックスイングからルアーが後ろに行った段階で、一呼吸間が空いた後、フロントスイングに移行する投げ方ね。

「大きく振りかぶって投げる」みたいな。


これだと、ルアーが後ろで遊ぶから、ラインが穂先に絡み、高切れし易くなる。

思い当たる人、居るんじゃないかな。

本来キャストは、バックスイング⇒フロントスイング(リリース)の二拍子で完結すべきもの。
(イチニのリズムね)

これによって最大限ロッドの反発力を使える訳。

決して遠心力で飛ばすんじゃ、ないですよ。

それには、できるだけ手元の動きを小さくして振る事が大事なのね。
(遠心力、利用してるけど)

イメージが沸かないなら、ロッドの穂先側のピースにリーダーを結んで、その先にスナップを付けて振ってみるといい。

手元を小さくシャープに降らないと、ラインがきちんと伸びない筈だ。

ピュッて感じにね。
(僅かなスナップの重みを感じることも大事ですよ、これが、硬い竿で軽いルアーを投げるコツ)

そして距離を出すのに重要なのが、リリースポイントを迎えた12時の辺りで、出来るだけ竿を立て続ける意識を持つ事。

よく野球のピッチャーがリリースを出来るだけ我慢して、玉離れを遅くすると言うでしょ。あれと同じ。

キャストも最大限のロッドのしなりを得るためには、同じような動作が必要なの。

いわゆるタメね。

軽いルアーならより素早く、重いルアーのバックスイングはゆったりと、
どちらにも共通して言えるのは、肩の前でロッドを捌くイメージで振る事でパワーをロス無く使えるのよ。

総じて言えることは、初心者は振りが大きいということ。

今回の話は、あくまで自分のキャストに対する考え方なので、
そこんとこヨロシク!。

ん~文章で伝えるのは難しいけど、少しは参考になったかな。

ナイトサーフでのシーバスの狙い方

2014年11月03日 08時25分38秒 | 釣れる?ノウハウ
9078さんよりナイトサーフでのシーバスの釣り方について、
ご質問を受けたので、オイラなりの狙い方、考え方を少し書いて見ます。

シーバス釣りは、エキスパートがたくさん居るし、今更オイラの話が参考に
なるのかは、分からんよ。食いたい時しかやらないし。(笑)

ただ言える事は、県北サーフのナイトで、シーバスを狙っている人は、あんまり
居ないね。たまに、特定の場所でだけ見かけるから、過去にいい思いをした事があるんだと思う。



まずは、場所選び。

なんの情報も持ち得ないのなら、河川の河口付近を狙う。セオリーだね。ただ、小河川の流れ込み程度では
県北のシーバスは付かない気がする。簡単に言うなら鮭が遡上する規模の河川。
夕暮れ時に入釣すれば、かなりの確立で目視できる。ただなぜか、見えた日は釣れない。(笑)
魚が見えてしまうと、食いが立つ日没後までに叩き過ぎて、スレてしまうのかも。

後は、当然だけどヒラメが数日間釣れてるか、当日釣れた場所。または、ベイトが目視できた場所。



この中で、もう一つ大事な事がある。波打ち際に少しでもいいからヨブ、横の掘れ込みがあること。
幅にして2m以上あまり広くても良くない。水深は50cm以上もあればいい。
それで、さらにその横ヨブの左右どちらかに、浅瀬のサラシが大きく出る場所を備えている事。こんなポイントなら完璧。

恐らく、水深のあるところや離岸流を狙っても釣れるとは思うけど、回遊待ちになってしまう可能性が高い。
暗闇で、一人で長時間はつらいよ。


それに対し、浅場に居る個体はやる気があるから、案外簡単に結果が出るんです。


狙い方は、基本ただ巻きです。重要ななのはデットスローであることと、当然ながらスローでもきちんとアクションするルアーをチョイスする事が大事。

まずは、サラシの中を狙います。サラシの中でルアーがボトムノックをしてしまっても気にしない。
居ればびっくりするほど簡単に食います。

サラシで結果が出なければ、先程のヨブに張り付きます。ヒットするのは、大抵波打ち際だから、
最後まで油断しないように。当たりと同時に、砂浜にずり上がるようなタイミングで食う事が良く有ります。

そして、5分、10分叩いて結果が出なければ、少しづつ移動する事も大事。オイラは良く30m位の距離を決めて
その間を移動しながら叩きます。移動(ポイント)距離を長く取りすぎると、暗闇では状況の変化が掴みにくくなるので
この位の距離になります。


県北サーフに限ってになるかもしれないけど、凪のほうが狙いやすい。シーバスは荒れ気味のほうが普通食いがいいのだろうけど、
暗闇でシーバスをかけた場合、魚をコントロールするのは極めて困難。殴られ放題殴られます。(笑)
ヒット3に対し1キャチできれば御の字なのです。まして、荒れ気味のサーフで取り込みをやるのは、時に命がけです。
やってみれば分かります。(笑)

狙う時間帯は、日没後から2時間位が釣りやすい。日没後、1時間位までならヒラメも良く当たります。
それ以上の時間は、オイラのビールタイムに影響するから、やった事がありません。(笑)
当然だけど、満潮がこの時間帯に絡んでいるほうがいいね。


使用するルアーは、ほとんど、裂波かアスリート12SSで間に合っちゃう。余程たまに11MD使うくらい。
カラーについては、自分で考えてね。ちなみにオイラの中では、とっておきが有ります。これ一つでいいくらいの打率です。


最後に、ナイトのサーフ危険なのは言うまでもありません。気をつけて楽しむように。


何が危険かって!。


県北サーフには、見えちゃう人には見えるサーフが結構あるんですよ!。(笑)
オイラは、当然見えない人だけど。

初夏なのに背中が寒い事ありますよ~。

ルアーのカラーセレクト

2013年11月07日 11時04分20秒 | 釣れる?ノウハウ

  今日は、いきなりの雨予報でお休み。


いそいそとサーフへ。


西風が吹くと思っていたら、南の強風。しかも、到着と同時に雨強し・・・・・。



何とかなりそうな雰囲気はあるんだけど、波のダンダンが強くて、食わせのタイミングが計れない。

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鳥は、時々刺さっているから、ベイトは居るんだろうけど、どうにも出来ないまま退散です。




で、釣りしながら、よくヒラメの初心者に「ルアーの色は何がいいの」とよく聞かれるのを思い出したので、暇だし少し書いてみます。




先の質問に対して、大抵オイラはこう答える。
「イワシカラーか、シルバー系メイン」。それで、食わなきゃ派手な色!。



で、この根拠。


 今までヒラメを釣ってきて、胃の内容物で、確認できたのは以下の通り。



1、イワシ(カタクチ、マイワシ)

2、シロキス

3、イカ

4、イナッコ

5、アナゴの稚魚

6、ピンクのワーム

7、サヨリ(確認してないけど確実に食ってる)

せいぜいこんなもんです。

なので、シルバー系をメインに組み立てれば、大抵は釣れるんです。



だけど、これじゃ~つまんないから、メーカーの陰謀に釣られて、いろんな色を買ってきては使うのです。(釣れそうも無い色で、釣れた時が快感)



 どうしても釣りたい時は、一番信頼している色(その時のマイブームの色)を一生懸命投げてれば結果が出るものです。


逆に、あれこれ色で悩んでしまうと、釣りが難しくなって結果が出ない。


とわいえ、特定の時期に威力のあるカラーも存在します。



 晩秋は、ホワイト系が活躍するし、夏場の浅場は、キスカラー。グリーン系統は、大物の確立が高い気がします。真っ暗になってからはチャート・パール系しか使いません。



 実際、色に関しては、ホントオイラは適当。


食い気があれば、何でも食うと思っているし、気を使わなければならないのは、水色とレンジの方だと思ってる。



水色と、レンジは、書くのが難しいので、またいつか。







ヒラメ初心者の陥りがちな傾向

2013年03月27日 16時42分17秒 | 釣れる?ノウハウ

 

 昨日 今日は、海のそばでお仕事!。仕事の合間で見た海は水色、地形形状とも完璧にヒラメが出そうな感じ。




 水温も13度台に突入しているし、「そろそろ振り始めてもいいなぁ」。などと、うつつを抜かしながら仕事をしていたら、中指をはさんでしまい、腫れ上がった指では、しばらくリールも巻けそうに無い。(泣)



 そんな、間抜けなオイラから、ヒラメの釣果に恵まれない初心者の方にお節介なアドバイス!。




簡単に言ってしまうと
「どんどん場所を移動せよ!」と言う事です。



よく、ポイントの見方が分からないと相談を受けるけど、サーフでの釣りを初めて間もない人だったら無理も無い。




オイラは、かなり長い間サーフで、イシモチを釣ったりカレイを狙ったりしていたから、奇跡的にヒラメを狙った初釣行、1投目ヒットになったけど、普通はこうはいかまい。



分からないんだったら、どんどん移動してヒラメと交通事故を起こせばいいのに、いろんな、情報から、やれ、カレントだのヨブだのと、はっきりそれと分からないのに、必要に一箇所で粘っているアングラーを見かける。




少し、あと少し10m向こうがポイントなのに!。「移動しろ」とは、他人には言えないし、結果的に悪いけどオイラがそこにお邪魔してゲットなんてこともある。



「食い気があれば、3回流したら食う」。これは、オイラの親父から受けた、ヤマメ釣りの極意だけれど、ヒラメにもほぼ当てはまると考えている。



実際、移動後一投目でガツンは、よくある話だ。



正し、ルアーの場合は、波との協調性というかタイミングによって、もう少し時間がかかる事もあるし、ルアーが合わず、チェンジしたら食った!なんてこともあるから少し厄介だけど・・・・。




少し話を戻して、ポイントの見方だけど、海に入って気にして欲しいのは、今見えている範囲内で、周りと違う所を探すことだ。




海が静かなら、波立っているところ、荒れているなら、少しでも静かなところ。遠浅だと感じたら、少しでも深いところところ、砂の硬さetc。



そして、どうしても分からなかったら、サーファーが入っているところに、翌朝、彼らが来る前に行くことだ。



 サーファーポイントは、たいがいは、手前が掘れ込んでいて、その沖目が棚檀になった浅場で、尚且つ周囲及び更に沖は、水深があるからいい波が起きる訳で、ヒラメポイントとしては最高の場合が多いんですよ。




 それでも、当たらなかったら、自分のルアーを信じて、一回投げたら3歩移動してまた投げる。



実は、これオイラも迷った時によくやる戦法で、以外に当たるんだなこれが。




去年、どうしてもオイラの言う事を聞かず、一箇所に張り付いて釣果に恵まれなかった社長も、移動をどんどん(動きすぎだ!)するようになって、水温低下で、食いの悪いはずのシーズン終盤に良型を連発したのは記憶に新しいところだ。



今シーズンガンガン歩いて、皆がMAX釣果の年になればいいなぁ。




正し、周囲のアングラーに気を使いながら移動だよ!。



他人が釣れたかららといって、すぐ隣に即移動はやっぱNGだもんねぇ~。