金曜日、本当は24:30に仕舞うはずの仕事が、客が途切れず延長戦。
寝たのはAM3:00だったのに、仙台の海上氏が6:00頃からメール攻撃。
眠れやしねぇ!。(関係者の皆さんオイラへのメールは9:00以降に!・笑)
グダグダしてようやく12:00仙台に向け出発。
途中のこんな看板を見かけると、やはりとんでもないことが起きていることが分かる。
高速から見える景色には、人影は無く、屋根も壊れたままだし、畑や田んぼも荒地と化している。
何ともむなしい風景だ。
そうこうしている内に、見慣れたはずの仙台空港出口。
しか~し!、えらい都会化してるのと、津波で周りのものほとんどが無くなってしまって
いるので、オイラのいた15年前とはまるで違うので、サッパリ道が分からん。
ようやく仙台の三輪氏と合流し、荒浜海岸へ。
ここも昔あっった筈の広大な松林は消え去り、昔と様子がまるで違う。
期待のサーフは、波高く濁りも強烈。
普通なら竿を出さない条件だけど、せっかくだから駄目元で攻撃開始。
使うのは、この条件ではえんがんヘッド35gしかない。
その1投め、着底後スット浮かすようにリトリーブさせると、いきなりゴゴゴンッ。
「ウソッ~、この海で釣れるわけ~!」。
小ぶりだけど、コチ君。
しかし、普通釣れないよこの海じゃ。波足が長くて、まともに引けるのは10mあるなしなのに。
ややあって、隣でシャカシャカやってる兄ちゃんが連発して掛けてる。(取ったのは1本だったかな)
でオイラも、メタジでシャカシャカすること3投目でゴゴン。
今度は、良型。
これ凪だったらドンダケ釣れんだろ!。
潮が大分上げてきて、さらに波も高くなってきたので、諦めようかと思ったらゴッ。
波に乗って走る、走ると思ったら、ワタリガニちゃんでした。(笑)
次回、凪の日に再戦を誓って終了。
今日は、3時起きで仙台港の沖提へ。(釣りは時合で釣れるからと教えてきたのに、この早さはなんだ)
10年ぶりくらいかな、懐かしい。
「あんだは、来んな、魚いなくなっちまう」といつも悪態を吹いた船頭のじぃちゃんは、津波でなくなられたそうだ。
それでもやるしかない、楽しむしかない!。
以前にもまして、高さを増したテトラは難攻不落に思える難しさ。
「ここで掛けて獲れんのか?」。
コマセを準備し、パラパラポイントに入れながら仕掛けを作る。
今日は、珍しくハリスは1.7号。
ここで、何度苦杯を舐めたか。
しかぁ~し今日は修理の済んだライアーム1.2号も手にしている。
性能が額面通りなら、50cmオーバーも楽勝なはず。
いよいよ攻撃開始。
コマセがテトラのさらしにうまく吸い込まれる箇所がある。
「ここにうまく入れば食うぞ」。
3,4投目でうまく仕掛けが思い通りに吸い込まれた。
と、スッ~ともぐるウキに糸ふけを十分に巻き取って、鋭くきつくあわせる。
ズン 間違いなくデカイ。
ライアームが渾身の満月を描く。
糸なりを制して、手にしたのは51cm。
震えたよ!。
暫くして、三輪氏も続く、その後も(釣り過ぎだっ!)
オイラも負けじと48cm。
終了10分ぐらいから、またいい潮が効きだしたのだけれど、食わせきれず道具を仕舞っていると、
なんと、しつこく粘っていた三輪氏に3枚目。
仙台の海のポテンシャル ハンパネェ!。