鮃 狂 (ひらめくるい)

サーフで、ルアーのヒラメ釣りをメインに、釣りを楽しむ中年おじさんの釣行記です。

仙台の海は凄かった

2016年06月19日 17時42分54秒 | ソルトルアー釣行

 金曜日、本当は24:30に仕舞うはずの仕事が、客が途切れず延長戦。

寝たのはAM3:00だったのに、仙台の海上氏が6:00頃からメール攻撃。

眠れやしねぇ!。(関係者の皆さんオイラへのメールは9:00以降に!・笑)

グダグダしてようやく12:00仙台に向け出発。

途中のこんな看板を見かけると、やはりとんでもないことが起きていることが分かる。

高速から見える景色には、人影は無く、屋根も壊れたままだし、畑や田んぼも荒地と化している。

何ともむなしい風景だ。

そうこうしている内に、見慣れたはずの仙台空港出口。

しか~し!、えらい都会化してるのと、津波で周りのものほとんどが無くなってしまって

いるので、オイラのいた15年前とはまるで違うので、サッパリ道が分からん。

ようやく仙台の三輪氏と合流し、荒浜海岸へ。

ここも昔あっった筈の広大な松林は消え去り、昔と様子がまるで違う。

期待のサーフは、波高く濁りも強烈。

普通なら竿を出さない条件だけど、せっかくだから駄目元で攻撃開始。

使うのは、この条件ではえんがんヘッド35gしかない。

その1投め、着底後スット浮かすようにリトリーブさせると、いきなりゴゴゴンッ。

「ウソッ~、この海で釣れるわけ~!」。

小ぶりだけど、コチ君。

しかし、普通釣れないよこの海じゃ。波足が長くて、まともに引けるのは10mあるなしなのに。

ややあって、隣でシャカシャカやってる兄ちゃんが連発して掛けてる。(取ったのは1本だったかな)

でオイラも、メタジでシャカシャカすること3投目でゴゴン。

今度は、良型。

これ凪だったらドンダケ釣れんだろ!。

潮が大分上げてきて、さらに波も高くなってきたので、諦めようかと思ったらゴッ。

波に乗って走る、走ると思ったら、ワタリガニちゃんでした。(笑)

次回、凪の日に再戦を誓って終了。

 

今日は、3時起きで仙台港の沖提へ。(釣りは時合で釣れるからと教えてきたのに、この早さはなんだ)

10年ぶりくらいかな、懐かしい。

「あんだは、来んな、魚いなくなっちまう」といつも悪態を吹いた船頭のじぃちゃんは、津波でなくなられたそうだ。

それでもやるしかない、楽しむしかない!。

以前にもまして、高さを増したテトラは難攻不落に思える難しさ。

 

ここで掛けて獲れんのか?」。

コマセを準備し、パラパラポイントに入れながら仕掛けを作る。

今日は、珍しくハリスは1.7号。

ここで、何度苦杯を舐めたか。

しかぁ~し今日は修理の済んだライアーム1.2号も手にしている。

性能が額面通りなら、50cmオーバーも楽勝なはず。

いよいよ攻撃開始。

コマセがテトラのさらしにうまく吸い込まれる箇所がある。

「ここにうまく入れば食うぞ」。

3,4投目でうまく仕掛けが思い通りに吸い込まれた。

と、スッ~ともぐるウキに糸ふけを十分に巻き取って、鋭くきつくあわせる。

ズン 間違いなくデカイ。

ライアームが渾身の満月を描く。

糸なりを制して、手にしたのは51cm。

えたよ!。

暫くして、三輪氏も続く、その後も(釣り過ぎだっ!)

オイラも負けじと48cm。

終了10分ぐらいから、またいい潮が効きだしたのだけれど、食わせきれず道具を仕舞っていると、

なんと、しつこく粘っていた三輪氏に3枚目。

 

仙台の海のポテンシャル ハンパネェ!。