今日、コーヒーの豆を一度にミルで挽いた。
夫が職場にミルを持っていってしまっていることを忘れて、
豆のほうを買ってしまったので、一日だけミルを持って帰って
もらった。それで一袋一度に挽いた。
豆をじっとみつめながらミルをまわす。
がりがりと豆がミルの歯車に引き込まれてゆくさまを見つめながら。
むかし、夫と出会ったころ、夫はそのころからこのミルを
持っていて、豆から挽くコーヒーを煎れてくれた。
グァテマラだった。
コーヒーってこんなにおいしいんだ!って感動した記憶。
ジープのタイヤで豆を挽いて飲む野だてのコーヒーはうまい
という話とか。
夫の大好きだったジープは今はなく、
結局野だてのコーヒーはまだ飲んだことがない。
いつか飲みたいな。いつかそんな日がくればいいけど....。
もうそんな話、忘れたでしょう?
ぷちぷちと音をたてて豆が砕けていった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/c3/2979836d8f329c4f4170211666206c4f.jpg)
夫愛用のミル。
横で回すタイプはもうほとんど売ってないそう。
わたしもこのミルのかたちが好き。
なつかしい、レトロな雰囲気で素敵。