今日も相変わらず暑かった。
部屋に届く荷物を受け取ってから、事務所へいって、再見積もりをひとつしあげて、送り、
そのあとは、積算をひたすら。
やったことない工種だし。
ひとつひとつ、あらゆる情報を集めて単価を拾いだす。
そのあとの新しい三件も申請だけだした。
はっと気づくと4時まわり、
それと同時に夫からかえると電話が。
まだ事務所だというと、なんだそれ、とブチキレたような言い方をされ、悲しくなってきた。
わたしはあのひとの専用家政婦ではない。
何時に帰るからそれまでに食事の用意を、といわれてたのならともかく。
何度も何時に帰るか、ときいてたのに、無視で。
わたしがなんにも仕事してないのなら、しかたないけど。
この積算はいつもとちがって、かなり悩んだよ。そのこととか、慮る気持ち、ないやん。
その電話のあと買い物へいったが、夫が即たべたいから、焼き鳥やへいこうといいだし、カートの商品を返して、部屋へ戻った。
しかし、焼き鳥やでもわたしのテンションはあがらない。
もともときょうは落ち込み気味だったのに、
積算でくたびれてしまった。
そのうえ、ブチキレられたらたまらない。
焼き鳥やへいって、ほどなくして帰ったけど、酔っぱらって夫はまた包丁をふりまわしたので、わたしは階下のガレージの車に避難。
車のTVで野球をひとりみてる。
仕事でしんどいのは、誰も同じ。
食事の支度をせねばならないのもしかたない。
でも、ブチキレられたくない。
仕事の大変さはさておき、それが終われば、できるだけ穏やかにすごしたい。
それだけなのに。
しばらくして、夫からの電話が途切れたので、寝てしまったとおもわれる。部屋へ戻り、野球の続きをみて、終われば寝る。
ところで、わたしは、手が上げれない。
なんの話かというと、車で狭い道でのすれ違いなどで、よけてもらったり、お持たせさせたとき、右手をさっとあげて、お礼の印をみなさんしてくるのだけど、その手が、わたしには上げれない。
わたしはそれがなんだか、恥ずかしくてできない。
なんでみなさんはあのように、かっこよく、右手をさっとあげれるのか。
わたしには、あれができない。
なので、ぺこりと頭を下げている。
感謝の、きもち、ごめんなさいの気持ち、うまく伝わってるのかなと気になる。
さっと右手✋
一度や二度は真似っこして、したことはある。
でも、やった直後、その右手のやり場のないこと。
右手をもとのハンドルの位置に戻しづらいというか、なんともいわれない、辱しめをうけてる感覚。
これが、わかるひとて、いるのだろうか。
とにかく、わたしには難しいのである。
なので、きょうも
頭を下げている。
それとできるだけ、わたしが先にとまり、相手を通すようにする。
相手さんは颯爽と右手をあげるのです。
自分ができないからって、それに不快感はなく、むしろ、かっけえ、と思う次第。
いいなあ。
さっと右手をあげれるひと。
いつかなれるかな。
なんだか、きょうは
ネガティブだ。