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教育のことや子育て 不登校問題への対応等について、考えてみます。

バーンアウトしないように注意する

2024-07-13 15:57:27 | ひらめきと思い
前回までの記事で、私としましては一つのまとまりを、不十分な部分がありながらも記しましたので、今回は一休みで閑話休題というところにしようかと思います。

多くの人が大変に忙しくストレスの多い場面で長い時間を過ごしておられるかと思いますが、頑張りすぎて、あるいは義務感にとらわれすぎて行動してバーンアウト(燃え尽きてしまうこと)してしまわないようにしていただきたいと心から思います。
人が一つのことにとらわれすぎると、特に過敏で神経症的特質を持つ人の場合は、頑張ることが生きがいになってしまって、それで自分を傷つけてしまうことも起こるようになります。
何事でも、行き過ぎはいけないことですね。80%程度の時が適切であることが多いと思われますね。弦楽器の弦も、はりすぎているとよい音が出なくなります。

バーンアウトしないように注意することについて、ネットの記事からヒントを得て、自分なりに簡潔に記してみたいと思います。よかったら見てください。

自己管理を適切に
頑張りすぎて仕事等をしていると、頑張ることが目的になってしまって、忙しすぎる生活を送っていることが生きがいになったり、充実した生活と思い込んだりする危険があります。やりすぎると、その分野に神経が研ぎ澄まされて、そこから離れなくなってしまうこともあるのですね。とらわれが生じていても気が付かないほどの状態になっているのですね。
これは、一つの病的症状の始まりですので、その手前で気が付くことが大切なのですね。頑張ってもいいですけれど、物には限度があるということもきちんと自覚しておく必要があると思います。
特に集中する傾向のある人は、自分の特性を知っているでしょうから、まだ冷静に考えられるときに、一定のところまで行ったらまずは休もうと決めておくことです。一日で考えれば、一定の時間を何もしないぼんやりする時間にする、ことなどを決めておいてほしいですね。心のエネルギーであるガソリンが切れそうになったら、その前にきちんと補充することです。切れそうになるより、一定まで減ったらまずは補充することを決めておきたいですね。
タンクが空になると、補充するにも時間がかかるではないですか。

日々自分の心と体の健康に注意していて、継続的に適切なケアをしていけば、そんなに対応が難しいことではないと思われます。
とは言え、とらわれの強い性格傾向の人は、やはり突き進んでしまうことがあるのですね。自分で止めることができにくいのですね。そのようなときは、周りの人の出番です。
周りの人が、ある人が神経症的にがむしゃらに頑張っている姿を見たときには、ぜひとも目をつけて見ていてほしいと思います。
そしてこれ以上は無理なのではないかなと思ったときには、相手の人の少し時間がありそうなときに、その人からの話を聞く時間を持っていただけるとよいと思います。
その時に頑張っているねとか、頑張りすぎじゃないとか、少し休んでとか、言うと、相手の人はそれも否定的に受け止めてしまって、もっと頑張ってしまうかもしれないです。また、自分を評価されたと勘違いして、もっとやってしまうかもしれません。
頑張りのことや仕事のことではなくて、あまりそれとは関係のないのない話題を選んでもらうのがいいかなと思い
ます。何のことでもよいのですが、ゆったり感があるとよいかと思われます。
ただ、あまりゆったり感がありすぎると、急いている相手の方は、無駄な時間と感じてしまい余計に急いだりすることもあるかとも思われますので注意が必要かと思います。

話すことよりも聞いてあげることのほうが有効性があるかもしれません。聞くのは、受け身的に思えるかもしれませんが、聞いてあげる、してあげることですのでとても能動的なことです。話題は、何のことでも構わないのです。このときは、相手が仕事のことを話すのでしたら仕事のことでも構わないと思います。相手の主導権で話が進んでいて、それを聞いてあげることは、相手をとても大事にすることですので、少し前向きになって耳を傾けるように聞いてあげれば、それが相手にとっての本当に必要な時間になると思われます。

そんな感じで応じてあげたら、もしかすると、相手の方は、自分の今の姿に自分で気が付くかもしれません。また、一時的にせよ、気持ちが少し落ち着いて、自分の状況を冷静に見られるようになるかもしれません。

現代の組織は、ともすると、個人の思いや考えよりも職位が優先することが多いように思われます。やるべき、与えられた仕事が大切なのはその通りですが、それがあまりにも優先されると、場合によっては、神経症的な個人を生み出すことがあると思われます。そして突進すると、組織自体が思わぬことになると思います。
組織の中に、人の話をきちんと聞ける人がいること、話を聞くことがどれだけ大切な役割を持っているかを知っている人がいること、また、構成員同士が話をし、聞きあう雰囲気や関係が程よく作られている組織があるとすれば、その組織は柔軟性がありながらも、組織の目標も適切に追求できる、本当の意味で強い活力のある組織になることができると思われます。
今回はここまでにしたいと思います。学校の組織のことを記しながら、時々また別のことの触れてみたりしながら進んでいきたいと思います。今後の見ていただけると幸いです。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。














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