自然と生きる

気ままに健康で楽しく生きる。そして、天寿120歳を目指す。

借景という楽しみ方もある

2019-10-17 17:51:42 | 日記

 今年もようやく稲刈りが終わりまし

た。先祖代々からの習わしみたいなも

んで、もはや生活するための稲作では

ありません。

景観としての稲であり、雨水の受け皿

としての田であり、野鳥の休息場とし

ての田んぼだ。みじめな都市公園より

余程安く付く緑地でもあります。

他人地であっても見て感じることはで

きるのだから。

 

ところで、何が何でも庭に木を植えた

い人がいる。

で、その後です。

木は毎年四方八方に伸び、見えている

葉はすべて数年内に必ず落ちます。落

葉樹なら毎年必ず落ちる。風が吹けば、

なたの落葉は周辺に散っていきます。

当たり前の話ですが、一々言わないと

考えない人は多くて、庭木に関する質

問も受ける訳ですが、夫婦共稼ぎの忙

しく休日には余暇を楽しみたい都市住

民には庭木が要らなという結論が出て

しまいますが、仕方のない現実です。

都会では、落葉はゴミなんです。

 

都会では落葉焚きで焼芋なんて昔の話。

今や法令違反、犯罪者扱いです。

 

そういうマイナス面を、誰も教えてく

れなかったと冷静に再考するお客もい

れば、黙って他の業者に行くお客も居

るのが現実。人それぞれですが、

実際、庭木が嬉しいのは家を購入した

時だけなんですけどね。

 

そこで、こんな知識もありますよとい

うことですが、借景なんです。

京都の枯山水石庭は簡素でも、裏山や

竹林が背景になってるという借景。

お隣さんが庭木で一杯なら、競って植

えずに、その木を見て楽しめば管理費

はかからないし自宅は広々だ。

目の前が公園ならしめたもので、何も

自宅に庭木は要らないだろう。

と、剪定屋さんは思ってしまうのです。

 

ちなみに、大きく成らない庭木はあり

ませんが、お勧めとしては落葉低木果

樹のブルーベリーの鉢植えです。

どうしても庭木が欲しいなら新緑・花

・果実・紅葉と季節感のある庭木とし

ては良いかもしれません。

水遣りは欠かせませんので、自宅環境

など良く調べて植えましょう。

 

ではでは。 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする