この度は、カイズカイブキが主木の
お宅。空き家だけど二年ぶり。
昨今は荒れ庭が多いけど、カイズカイ
ブキは代表格ともいえます。
強剪定できない針葉樹なので大きくな
りがちですが、仕立物から生垣まで年
中青くて管理もし易いことから、昭和
時代に増えた樹種で、和製コニファー
ですね。
でも、年1回の管理行為さえできない
人が増えたので、荒れ木が目立つ昨今
です。2年に一回程度刈ってれば格好
は付きますよということで、前回から
二年目の剪定作業です。
カイズカイブキは、毎年しなくても良
い樹種で、毎年キリキリ刈ってると、
先祖返りといいますか新芽が杉の葉の
様に刺々しくなるのが厄介もので、
それでも刈ってると葉が全部トゲトゲ
になってしまう。
いじめるとそうなる訳で、やんわり切
るか毎年しないかの選択は自由にどう
ぞと言うしかありませんが、そういう
庭木です。
でも、隔年剪定だとどうしても大きく
成ってゆくのですが、大きく成ったら
伐採すればいいじゃないですか、お庭
が小さいんだから。
そういう割り切り方は非常に重要です
が、自分でケリを付けずに老いて去っ
ていく人は多いですが、無責任だと思
いませんか?。
ではでは。