先日、庭石が落ちたの連絡を受けま
して見に行きますと、デカいのがゴロ
リと、お隣の畑に転がってました。
軽く100キロ以上あるので、割って
片付けることとなりました。
原因はいろいろで、大地の不等沈下や
コンクリート・モルタルの劣化による
割れや庭木の根の肥大等です。
石組みの重心が悪い施工不良もありえ
ますが、何十年も経るとどんなもので
も壊れるもんです。
そこで、お庭の泣き所ですが、経年で
庭石やタイル・ブロック・レンガ・コ
ンクリートの割れ等の破損が必ず発生
するということです。
その割れた隙間から雑草が生えて、メ
ンテナンスしないお宅はボロボロにな
ってしまいますから、凝ったお庭程手
入れが肝心となります。
そして、除草作業ですが、あちこちか
ら生えてくる雑草類は、躊躇せずに除
草剤を使いましょう。
多年草雑草の場合、根が肥大するので
コンクリートなどの割れが余計に酷く
なってしまいます。
だから、根から枯らします。
小さな噴霧器なら数千円で売ってます
から、除草剤原液を20~30倍程度
に薄めて使いますと、しつこい多年草
も枯れてしまいます。木の場合は除草
剤原液を切株に塗り込めば枯らすこと
ができます。
使用法は、基本的に葉面散布として噴
霧器からの小さな霧水滴が葉にかかれ
ば良いので、多量にかける必要はあり
ません。雑草の小さな内にかけると、
枯れてちじれて無くなってしまいます。
雑草が大きく成ってからかけると、立
ち枯れ状態で残るので、後が汚く除去
しなきゃいけません。
また、地中に染み込んで行く程に多量
にかけると、庭木が枯れますし、除草
剤が無駄になります。参考まで。
さて、一句
長梅雨の 濡れる葉もとで 虫の鳴く
夜風涼しや 腹巻で寝る
ではでは。