庭木の剪定作業で多用するのが剪定
ハサミだ。荒仕事の多い昨今の植木屋
業界、上品にちまちましていられませ
んので、ビシバシ使えるお勧めの2本
を紹介したい。
岡恒とアルス。
岡恒は、最もポピュラーで農家から植
木屋までが使っていて、よく切れて頑
丈、それでいて安い。
トレードマークは赤白の持ち手で似た
ようなパクリ商品はありますが、岡恒
の刻印が打ってあるので分かります。
欠点は、持ち手を閉じるフックで、こ
いつが枝に引っかかったり邪魔になる
ことですが、一般家庭程度の使用頻度
なら欠点とも言えないですかね。
大中小と3種類あるので手の大きさに
合わせて選べば良いかと。
アルスは、刃を閉じるフックが刃元に
つていて機能的に使えるタイプなどが
何種類かあり、刃の交換ができるので、
道具として面白くそれでいて頑丈です。
価格も比較的安いですが、ホームセン
ターでは品数が少ないのが欠点と言え
ます。1000円程度の安いタイプで
無くプロ仕様を選びましょう。
以上の2点は、概ねプロと称する人達
や業者は使っています。
なぜプロが使うのか。
安くて頑丈で壊れにくく、3000円
~4000円程度で購入できるからで
すね。手にして間違いないでしょう。
一般家庭なら手入れ次第で一生もので
使えます。
ちなみに、持ち手が赤いのは、落とし
ても見つけやすいからですね。
ところで、高価な外国製とか伝統的で
日本刃物的な剪定ハサミは沢山ありま
すが、まあ、自己満足で持つ以外無い
だろうねという感じです。
現場に来ない親方とかオサレなガーデ
イナーとか、手より口の動く人達の小
道具かと。
夏剪定が始まりますが、徒長した枝は
見つけ次第切り戻しましょう。
ではでは。