初春に白い花をつけるハクモクレン
をお庭に入れている人は多くて、あち
こちで見かけることができます。
樹高が20mにもなり、また太くなる
質で樹勢が強いものだから、コンパク
トに仕立てられていますが、質が質だ
けに、どんどん伸びようとする訳です。
木にしてみれば、20mの最長点に行
きたいのです。だから、上を目指す。
だから、立枝となる次第で、これを
放って置くと、頂芽優勢で長く太くな
り、1年で2m程伸び太さ3cm以上
にもなるので除くのが厄介になります。
「伸びて伸びてしょうがないのよ~」
じゃなくて、そう言う木を狭い庭に持
ち込めばそうなるんです。
今の6月には花芽の準備が出来ていま
すので、すべての立枝を除き、邪魔な
不定芽を除き、横向きの短枝、花芽の
付いた小枝と葉を少し多めに残して夏
季剪定とします。
立枝が太くなりすぎていないので、作
業がしやすく庭の通風も良くなります。
そして、落葉期に再度整枝してあげる
とお庭が整うでしょう。
樹勢の強い庭木は、年に二度は手を入
れましょう。
嫌で嫌で悩むなら伐採しましょう。
ではでは。