うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

その気はなくてもヒワイな病名

2005-08-31 23:58:45 | 雑記
風邪をひいたときは近所のかかりつけに行き、医者からの処方箋を持って、お向かいにある薬局で薬を買う。これがパターンとなっている。数年前まではかかりつけの方で直接薬を出してくれたのだが、最近は分業化が進んでいるらしい。
分業化してからは、薬局で処方した薬の詳しい情報を書いた紙をくれるようになった。これは結構便利である。最近は何でも情報公開化が進んでいるし、自分の飲んでいる薬がどういうものかぐらいは知っておく必要があるというものだ。昔は「お医者様に万事任せておけば大丈夫だ」てなもんで、医者の出してくる薬の内容なんて知ろうともしなかったし、医者だって何にも言わなかったものである。のどかだったというか、不親切だったというか。

さて、もらった薬の一つにクラビット錠というものがあった。合成抗菌剤の一種なのだが、自分でもより詳しく調べてみようかと検索をしてみた。すると、適応症一覧なるものが出ていて、そこには見ただけで体がむずがゆくなりそうなほど大量の病名が羅列されていた。その中の一つを見て、私は目が点になった。

「ブルセラ症」

思わず飲んでいた麦茶を画面に吹きそうになったよホントに。何この病名、ふざけてるの?女子高生の制服や下着のことが頭から離れない病気?そりゃ確かにある意味「病気」だよな、一理ある…とか納得している場合ではない。検索してみたら、確かにそういう名の病気は実在していた(当たり前だ)。

「ブルセラ症」というのは、小桿菌(細菌)の一種、その名もブルセラが引き起こす人畜共通感染症で、牛、豚、ヤギ、羊、犬などに感染を起こすことが知られ、世界各地にその分布が認められており、特に地中海地域、アラビア湾、インド、中央および南アメリカが好発地域なんだそうだ。ヒトが感染すると全身症状を表し、あらゆる臓器に感染を起こす。発熱、発汗、疲労、体重減少、うつ状態などの症状がみられる。心臓に菌が入った場合、心内膜炎を起こして最悪死に至ることもあると言うから侮れない。ただ、死亡率はそれほど深刻な高さではなく、日本でかかる危険性もまずないと言って良いそうである。

なお、ブルセラのスペルは「Brucella」。あ、こりゃどう頑張っても「ブルセラ」としか読めんな。でも、あまり日本でメジャーな病気じゃなくて良かったなぁ、色々な意味で。葬式で

弔問客:「あんなに元気だった○○さんがまたどうしてまた急に…?」
遺族:「ええ、『ブルセラ症』で…」

なんて、なんか締まらないもんなぁ。
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本日仮営業中

2005-08-30 21:25:03 | 雑記
まだ若干の微熱は残るものの、日曜夜の熱い寒い痛い怠い苦しいの五重苦状態に比べればだいぶマシになってまいりました、うえぽんです。皆様、ご心配をおかけしました。

何せ虚弱体質なもので、ちょっと調子こくとすぐ風邪をひくのである。私の周囲には「俺の辞書に『風邪』の文字はない!!」というような勢いの人もいるが、私にはとても信じられない。誰かといえば、何を隠そう私の父なのだが。私が物心ついて以来、父が風邪をひいているのを見たのは2回だけである。鼻が詰まっている姿も見たことがなければ、咳き込んでいる姿も全く見たことがない。30年近く一緒にいるというのに不思議でしょうがない。医者に行くのは、台湾から一時帰国するたびに行く眼科(以前かかった網膜剥離のアフターケア)ぐらいなものである。
大して節制しているわけでもないし、この時期なんて、母が文句を言わなければ一晩中クーラーをガンガンにかけて寝たい、というタイプの人間だ。強いて言えば、好き嫌いが全くなくて早寝早起き、が健康の秘訣だろうか。あとは、母によると「気持ちの問題」ではないかという。父は多少体が怠くても、決して体温を測りたがらない。熱があるとわかってしまうのがイヤ、ということらしい。わかってしまった途端にガクッと体調が悪化するのだそうだ。そういえば、父が2回風邪をひいたときは、そのいずれも高熱で寝込んだのだった。
私なんぞは具合が悪かったらまず体温を測る。ことあるごとに測らねば気が済まない。どっちにしろうえぽん一家は、やるかやらないかが極端な性質があるらしい。今回は、その風邪が極端に出たようである。体には気をつけます、ハイ。
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今日も臨時休業

2005-08-29 16:35:34 | 雑記
いやぁ、夜中から今朝にかけてはホントに地獄でしたね。体が熱い、でも悪寒がする。両鼻が詰まって息苦しい。頭やのどや体の節々が痛い。全身汗まみれ。怠さもひどいし、全然眠れませんでした。
今朝、医者に行ってまいりましたが、「家からこんなに離れてたっけか?」と思うぐらい辛かった!というわけで、また今日も休業いたします。

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本日臨時休業…って割にはグダグダ書いてるな…。

2005-08-28 18:25:10 | 雑記
昨日は横浜でテレビの修理をした後に新宿で一杯…どころか、かなり飲んでしまったのです。TAM-TAM.jpのk-suke氏の奥様のお誕生日会がありましてK-suke氏一家&お母様(通称「女王蜂」)、「梁の上からこんにちは」のmigratorybird氏、「LEO”S HP」のLEO氏、当ブログにちょくちょくコメントをくれるドリームスタジアム氏と、さながらオフ会の様相だったわけだが、今朝起きたら体がヘンな感じ。「イカンなぁ二日酔いかよ~。昨日確かに帰り際ちょっと頭痛かったけどなぁ」と思っていたのだが、午後になったら体がカッカし始め、ボヤ~っと。その間にも「羽の折れるまで」のおミヤさんが熱中症(?)にかかったらしいので心配メールなんか送ってみたのだが、だんだん具合が悪くなってきた。人の心配しているどころでないではないの。先ほど体温を測ったら37度3分。平熱が35度台なので、結構高いです。というわけで今日はここまで!もう寝ます。
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浅草見参、恩師健在

2005-08-27 11:44:46 | 表へ出ろ
昨日、何のために浅草に出没したのか。それは、浅草演芸ホールに行ったからなのである。実はこの日の夜に「禁演落語会」という催しがあって、そこに私の恩師であるアオチュー教授が解説として登場する、という話を先輩の花菊師匠から聞きつけ、「こりゃ久々にアオチュー節が聞けるぞ!」というわけで駆けつけたのである。母に「行くかえ?」と声をかけると「行く」と言うので二人して浅草へ。
教授の出番は夜7時過ぎなのだが、どうせなら夜の部(4:40~9:00)全部見よう、というわけで、4時過ぎには浅草に着いた。
実はちゃんとした寄席に行くというのは30年近く生きてきて初めてだったのだが、行ったらまぁ驚いた。超満員。昼の部がまだ終わっていなかったからなのだが、ドアが半開きになって立ち見客がゾロゾロあふれている。もともと大して広くないのだが、正直こんなにお客さんがいるとは!演芸ホールなめてました。ごめんなさい。
昼の部が終わると、帰るお客さんもいれば、そのまま夜の部も続けて見るお客さんもいる(入れ替え制がありません)。我々は1階左前列に陣取った。ホントは全ての芸人さんを詳しくご紹介したいのだが、やると長すぎて、書いてて飽きてしまうので(読んでても飽きるだろう)、ほんの一部だけ。

☆世相漫談・ローカル岡
茨城弁のボソボソとしたしゃべりが何ともおかしい。CM(某ワシのマークの栄養ドリンク)へのツッコミネタに爆笑!

☆落語・古今亭寿輔
見た目「バカボンのパパ」あるいは「ダメおやじ」。派手などピンクの着物で登場し(自称「チンドン屋」)、それだけでも笑ったのに、独特の間としゃべりがさらにツボを直撃。

☆歌謡漫談・東京ボーイズ
テレビでご覧になった方も多いかと。「謎かけ問答」は、オチがわかっていても思わず笑ってしまう。♪我々東京ボーイズを、謎かけ問答で解くならば、種をまかない畑です、いつまで経っても芽が出ない~…。

仲入りになり、お弁当でも買おうかと思ったらこれが売り切れ。仕方なくドーナツを買ってごまかした。
ここからは「禁演落語会」。禁演落語というのは太平洋戦争の直前、時局に合わないとして自粛された噺で、いわゆる廓噺や花柳界の噺、妾の噺など53種。その中からこの日は「紙入れ」(三遊亭遊三)、「お見立て」(三笑亭夢太朗)、「星野屋」(春風亭小柳枝)の3つが演じられたわけである。
さて、いよいよお囃子が流れてアオチュー教授が登場。相変わらずの笑わせるしゃべりで「これ以上しゃべると『解説』が『わいせつ』になっちゃう」とか言っていた。来年喜寿だというのにこの元気。安心した…全然老けてない。それは良かったのだが、母よ。先生の退場寸前に「あおやませんせぇ~い!」と叫ぶのはやめなさい!みんな見てたがな。

夜の部終了後、この日来ていた花菊師匠と、師匠の同級生で「右勢師匠」こと井上先輩とご対面を果たし、一緒に教授に一言挨拶でも…と思いきや「もう帰っちゃったよ」だと!何だよ、教授が出るの今日からだから、今日ぐらいは最後までいると思ったんだけどなぁ。それだけが心残りの浅草出没でありました。
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浅草雷門

2005-08-26 21:18:14 | 表へ出ろ
昨日の台風で、大提灯をたたんでいるところを中継していましたが、その甲斐あって無傷だったようです。
さて、なぜ私が今日、お祭りでもないのに浅草に出没したのか?答えはのちほど…てか、明日…ヘタすれば明後日に。
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♪撮って撮って撮って撮って撮って撮って撮って撮って撮って、回って回って回って回ぁ~るぅ~…

2005-08-25 22:42:23 | 雑記
富士山頂にモデル集合「IMAGE」が「モデくる」を撮影
(サンケイスポーツより)

例によってスポーツ新聞のサイトをハシゴしていたらこのような記事を発見したのであるが、『ファッションカタログのWEBサイト「IMAGE」(運営・イマージュ・ネット)が24日、ネット上のモデルが着た衣服などの商品をくるくる回転させて見ることができる最先端のコンテンツ「モデくる」の撮影を富士山頂でおこなった』んだそうな。富士山頂までモデルを大量に引き連れてまでその撮影をやる意味がイマイチよくわからないんですけど…。それはさておき、「回転させて見ることができる」とは一体どういう事なのかと思って、さっそく「モデくる」を覗きに行ってみた。
「何じゃこりゃぁ!?」
秋冬物のコーディネートに身を包みポーズをとっているモデルが、クリックするたびにそのポーズのまま360度、その場で回転していくのだ。前から始まって後ろが見えてまた前に戻る。微妙な角度で止めてもよし、ズームでじっくり見るもよし、右回りも左回りも思いのまま!ずーっとマウスを押しっぱなしにすると、それこそ永遠に回り続ける(笑)。タネを話すと、同じポーズで角度を少しずつ変えながら写真を撮っておいて、クリックしていくと、まるで回っているように見えるワケですね。試しにクリックしているうちに何だかツボにはまってしまい、あらゆるモデルを回しまくって「おー、この人も回るわぁ。すげー!」とか一人で勝手に感動してしまった(爆)。これ考えた人えらいなぁ。撮影スタッフと、モデルの方々は手間がかかって大変だが。

ちなみに、この記事の一番下には「同社の来期新入社員面接も同時に山頂で行われた。」とあった。富士山頂まで登らされた上に不採用なんてなったら踏んだり蹴ったりだなぁと、自分のことは棚に上げて余計な心配をしてみるのだった。
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なぜ、人はもめるのか。そこに金があるからだ!?

2005-08-24 20:52:00 | 雑記
今日は某所にて、ちょっとばかり大金の絡んだある交渉の立ち会いに行ってまいりました。
どんなに親友同士でも血のつながった兄弟同士でも、金が絡めば簡単に絆が壊れるというのはよくある話でございます。ビジネスの世界においても、物腰はあくまで柔らかく交渉しながらも、一皮めくれば殺るか殺られるかのせめぎ合いなわけで、金が絡んだ話し合いというのは大概タダでは済みません。色々な面で傷つきます。相手によっては命の保証すらありません。できることならそういった問題には関わりたくないものですが、今回は1対1で交渉すると話がこじれそうな展開であったため、立会人として参加させていただいたのでした。
案の定、話は序盤から大きく動きました。相手側はいきなり「あなた方がそんなことを言ってくるなんてショックだ」と激昂し、いきなり涙をこぼし始めたのです。何も、取り分を自分側へ余計にむしり取ろうなんて気は毛頭なく、あくまで筋を通してもらいたいだけなのです。そのあたりの誤解を解き、相手に冷静になってもらわねばなりません。幸い、相手側にも立会人がおり、クールダウンさせながらの懸命の交渉となりました。多少侮辱的発言も受け、こちらも一瞬カッとなりかけましたが、交渉は熱くなった者負け。あくまで理詰めで攻め、相手側に「これだけは出さねば仕方がないか」と納得させていくのが鉄則であります。
細々と話し合っていった末、お互いにいくらかの歩み寄りがあり、最終的にはベストの結果を生み出すことができました。一応、お互い納得ということにはなっています。しかし、交渉が終わった我々の心の中には「戦い」が終わった後の空しさだけが残ったのでした。恐らく相手側もそうでしょう。この心のモヤモヤ、家に帰ってビールで紛らわさずにはいられませんでした。

今後、私が年を取るに従い、こういった金が絡む交渉ごとは公私に渡って増えていくでしょう。あまり金に執着するのは考え物ですが、世の中ロハでは渡れません。取る権利があるものはきちんと取らないと、自分のお金は自分で守らないと、損をしてしまいます。小心者の私、今から心配でなりません。
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地名の読み間違いは致命的です。

2005-08-23 22:50:28 | 雑記
さっきニュースで、宮城県登米市で起きた事件を報道していたのだが、キャスターは登米を「とめ」と言った。私は思わず画面に向けて「『とよま』って読むんだろうが、このアホキャスターがー!」とツッコんでしまったのだが、確認のために検索したら「とめ」で正しかった。キャスターさん、ごめんなさい。
でもおかしいなぁ、確か「とよま」って読んだはずなのに…と半ば納得いかなかったので、もう少し詳しく調べてみると、面白いことがわかった。登米市は2005年4月1日に登米郡8町(迫町、登米町、東和町、中田町、豊里町、米山町、石越町、南方町)が合併して誕生した新しい市なのだが、もともと登米郡の読みは「とめ」で、合併した町の一つである登米町は「とよま」と読むのであった。ややこしいなぁ、もう。「宮城県登米郡登米町」は「みやぎけん・とめぐん・とよままち」と読まねばならなかったのだ。合併後も町名は残されたため、「宮城県登米(とめ)市登米(とよま)町○○」てな具合である。

こうした例は何もここだけではなく、新潟県三島郡三島町(さんとうぐんみしままち)、千葉県海上郡海上町(かいじょうぐんうなかみまち)などにも見られた現象であった。現在、三島町は長岡市と、海上町は旭市とそれぞれ合併してしまったが、何も知らない人は必ずや読み間違えたことであろう。
読み方の違いにはそれぞれに事情があったわけだが、「正しかろうが間違っていようが、人も町も変わっていくのだから地名だけ変わらないというわけにもいかないのだろうなぁ」と、つくづく思わされる。

それはさておき、人前でキャスターをこき下ろす前に調べておいて良かった。間違いにツッコむときは、きちんと確認してからでないと、後から「やっぱり向こうが正しかった…」なんて訂正するときほど惨めな瞬間はないからねぇ。
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羊が一匹…で眠れた試しがありません。

2005-08-22 23:11:50 | 雑記
寝苦しい夜が続く。冷房をつけっぱなしで寝ると間違いなく風邪を引く。さりとて窓を開けっぱなしで寝るのも「ドロボーさんいらっしゃい」と言っているようなものだ。冷房にタイマーかければいいじゃん?それができるぐらいなら既にやっている(説明書が行方不明なのだ)。
日中は、窓を全開にしておけばある程度風が入ってくるから、冷房を入れなくても何とかなる。せいぜい、外出から帰った直後にしばらくつけるぐらいで、ズーッとやっているとかえって体が冷えすぎて具合が悪くなるぐらいだ(ちなみに設定は28度)。
しかし、夜だと事情が変わる。窓を閉めっぱなしで冷房を切った途端、部屋がムシムシしだすのである。クーラーがダメなら扇風機!と思ったが扇風機は家の外にある物置の奥底だ(余談だが、扇風機も実は怖いのである。昔、上半身裸で扇風機の風を直接浴びながら寝ていた人が、体が冷え過ぎて心臓マヒを起こし、そのまま永遠の眠りについてしまったという話があった)。今さら出すのも億劫なので、今の私は枕元に扇子を置いて寝ている。暑さに耐えかねると寝ながらパタパタと仰ぐ。これなら自分で仰ぎ加減も調節出来るのだが、2つの問題点がある。「仰いでいる間は眠れない」のと「仰ぎ終わると体がカッカしてしまう」。こればかりはどうやっても解決不可能な問題だ。
毎年毎年、暑さのタチが悪くなっているような気がする。今年はいつになったら暑さを気にせず眠れるものかねぇ。
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