昨日やっと、リニューアルドラえもんの録画に成功したわけで、さっそく見てみたわけである。
オープニング、おなじみの主題歌が始まる。「♪こんなこっといいな~、でっきたっらいいな~…」の、あれである。おりょ、ちょっと曲風が昔と違うね。そういえば女子十二楽坊が演奏しているという話は聞いていたが…さぁ、歌に入るぞ…へ?ヴォーカルなし…?インストゥルメンタルかー!!
よくスーパーなんかでBGMが流れていて、最新のヒット曲なんかがインストゥルメンタルにカバーされているヤツが流れていることがあるでしょう。いわゆる「魂の抜けた曲」が。あれを聴いた時のような脱力感が…。女子十二楽坊は好きだけど、ドラえもんとの融合はさすがにムリがないかねぇ。
さて、本編。全般的に、新しい声優さんの声やしゃべり方が、先代とかなり似ている。似せようとしているのか、もともと似たタイプを集めてきたのかは定かではないが、これじゃあまりリニューアルの意味がないような気がしないでもない。せっかくフレッシュな顔ぶれになったんだから、もっともっと新しい声優さんたちの「地」を出していただきたいものだ。そうしないと、いつまで経っても先代と比較されて「昔の方が良かった」と言われ続けるという、よくある展開になるのがオチだぞー。
今回のお題は「どくさいスイッチ」。気に入らないヤツを消すタメの道具である。怖い、怖いぞこれは。いつものようにジャイアンに責められることから始まる話で、しまいには親や友達に責められている夢を見て人間不信に陥り、とうとう町中の人々を消してしまうのび太。そこで一度は開き直るも、最後には「気に入らないからといって相手をどんどん消していったら、そこには孤独だけが残る。人は一人では生きていけないのだ」ということに気付き反省するという、「独裁の孤独」「粛正の結末」を訴えた、大人にも十分通用するものすごく重いストーリーなのである。筋を多少書き換えれば「世にも奇妙な物語」にもなる。結構見入ってしまって、「オチはどうなるんだろう」と半ば本気で心配してしまった。
こういう人の心の動きを取り上げるストーリーは藤子不二雄先生の得意とするところだが、オチがハッピーに治まるのがF先生、ダークに終わるのがA先生、と分けてもいいかも知れない(ちょっと乱暴ですかね)。
さて、エンディング。予告編の後は歌…あれー!?提供のテロップ流れて来ちゃった。歌なしですか…なんか寂しいなぁ。そういえば、昔はアニメに限らずドラマでもバラエティでも何でも、その番組定番のテーマ曲があったものだが、最近はすぐ本編に入っちゃって、心に残るテーマ曲が少なくなってしまった。確かに時間だけ食ってムダと言えばムダなのかも知れないが、その分中身が濃くなったのかと聞かれると、はなはだ疑問である。テレビ局の皆さん、力のいれどころ間違ってるよ…と思ってしまう私である。
全体的には…う~ん、どうでしょう。今回の話はのび太メインで、ドラえもんをはじめとした他のキャラがそんなに出ていないので、これだけで評価するのは難しい!それに、まだリニューアルして間もないから、違和感があるのも致し方ないし。まぁ、長い目で見ていきましょう、ということで。
オープニング、おなじみの主題歌が始まる。「♪こんなこっといいな~、でっきたっらいいな~…」の、あれである。おりょ、ちょっと曲風が昔と違うね。そういえば女子十二楽坊が演奏しているという話は聞いていたが…さぁ、歌に入るぞ…へ?ヴォーカルなし…?インストゥルメンタルかー!!
よくスーパーなんかでBGMが流れていて、最新のヒット曲なんかがインストゥルメンタルにカバーされているヤツが流れていることがあるでしょう。いわゆる「魂の抜けた曲」が。あれを聴いた時のような脱力感が…。女子十二楽坊は好きだけど、ドラえもんとの融合はさすがにムリがないかねぇ。
さて、本編。全般的に、新しい声優さんの声やしゃべり方が、先代とかなり似ている。似せようとしているのか、もともと似たタイプを集めてきたのかは定かではないが、これじゃあまりリニューアルの意味がないような気がしないでもない。せっかくフレッシュな顔ぶれになったんだから、もっともっと新しい声優さんたちの「地」を出していただきたいものだ。そうしないと、いつまで経っても先代と比較されて「昔の方が良かった」と言われ続けるという、よくある展開になるのがオチだぞー。
今回のお題は「どくさいスイッチ」。気に入らないヤツを消すタメの道具である。怖い、怖いぞこれは。いつものようにジャイアンに責められることから始まる話で、しまいには親や友達に責められている夢を見て人間不信に陥り、とうとう町中の人々を消してしまうのび太。そこで一度は開き直るも、最後には「気に入らないからといって相手をどんどん消していったら、そこには孤独だけが残る。人は一人では生きていけないのだ」ということに気付き反省するという、「独裁の孤独」「粛正の結末」を訴えた、大人にも十分通用するものすごく重いストーリーなのである。筋を多少書き換えれば「世にも奇妙な物語」にもなる。結構見入ってしまって、「オチはどうなるんだろう」と半ば本気で心配してしまった。
こういう人の心の動きを取り上げるストーリーは藤子不二雄先生の得意とするところだが、オチがハッピーに治まるのがF先生、ダークに終わるのがA先生、と分けてもいいかも知れない(ちょっと乱暴ですかね)。
さて、エンディング。予告編の後は歌…あれー!?提供のテロップ流れて来ちゃった。歌なしですか…なんか寂しいなぁ。そういえば、昔はアニメに限らずドラマでもバラエティでも何でも、その番組定番のテーマ曲があったものだが、最近はすぐ本編に入っちゃって、心に残るテーマ曲が少なくなってしまった。確かに時間だけ食ってムダと言えばムダなのかも知れないが、その分中身が濃くなったのかと聞かれると、はなはだ疑問である。テレビ局の皆さん、力のいれどころ間違ってるよ…と思ってしまう私である。
全体的には…う~ん、どうでしょう。今回の話はのび太メインで、ドラえもんをはじめとした他のキャラがそんなに出ていないので、これだけで評価するのは難しい!それに、まだリニューアルして間もないから、違和感があるのも致し方ないし。まぁ、長い目で見ていきましょう、ということで。