今日は都立高校の合格発表だったようで。今の都立高は学区制がなくなって、受けたい学校を受けられるようになったけど、いわゆるグループ合格もなくなっちゃったから、受ける方はプレッシャーかかるよね。
※「グループ合格」(グループ合同選抜制度)とは
「学区内の高校を2つのグループに分け、調査書と学力検査でグループ合格者を決定。第一志望が不合格であっても、グループ内で定員に達していない高校を順位をつけて三校まで第二志望とすることができた。それでも定員に満たない学校は、その学校を第一志望としていた者を、成績順に『繰り上げ合格者』とした。」(Wikipediaより)
ワタシの場合(もう23年前!)、本命は私立のK高で、第2志望が都立M高(第2学区21グループ。第2学区は21グループと22グループがあった)、でもって、滑り止めで私立をもう1校ぐらい受けて…という計画を立てておったのだが、両親がメッチャ偏差値の高い私立W高を受けろとゴリ押ししてきたんだな。当時の学力じゃどう考えてもムリだったし、場所も遠かったし、何より男子校だったし、ワタシとしては全く気乗りしなかったのだが、両親は「受けてみなきゃわからん」みたいなこと言って全く聞く耳持たん。結局、中学の担任との三者面談の結果、そこを受けさせられる羽目に。そのあおりで、担任から「都立を滑り止めにしよう。で、M高だと、21グループの1番下だから、万が一落ちたらグループ合格の恩恵にあずかれない。同じぐらいの学力で、22グループの一番上のうっかり八兵衛高(仮称)を受けよう。八兵衛高なら落ちてもグループ合格でどっか引っかかるから」と言われた。M高だったらほぼ地元だし、偏差値も悪くないし、中学の友人たちも多数受けるし…もはや「こっちが本命」ぐらいの感じでいたから、非常に不本意だったのだが、飲まざるを得なかった。で、ゴリ押しで受けたW高は当然落ちるし、K高も撃沈。八兵衛高受けた時は、半分ふてくされてましたわね。合格発表を見に行った時も「ランク下げて受けたんだから、受かって当然だわさ!」みたいな感じでイライラしてた。また、そんな時に限って新聞社のカメラマンさんだかが「おめでとうございます!発表見て喜んでるとこ写真に撮らせてください」とか言ってきて、引きつった笑顔で撮られた記憶がある。
まぁしかし、そんな不本意な気持ちで入った八兵衛高が、実はとても居心地が良くてですね(笑)。毎日笑って過ごして、友人や先生に恵まれて、卒業する頃には「ああ、八兵衛高に入ってホントに良かったなぁ」と思ってるんだから、わからんもんよねぇ。
逆に、中学から一緒に八兵衛高に入った同級生が2人しかいなかったのが、良かったのかも知れない。「知らない人ばっかりだから、新しい自分を構築してみよう!」みたいな感じで、中学までの頃と比べたら、かなり性格変わったと思うし。
結果的にはめでたしめでたしなのだが、もしこれで、八兵衛高がワタシと波長の合わない学校だったらと思うとゾッとする。で、この一件が元というわけではないのだが、親にあまり相談事をしなくなったような気がする。良いんだか悪いんだか。
※「グループ合格」(グループ合同選抜制度)とは
「学区内の高校を2つのグループに分け、調査書と学力検査でグループ合格者を決定。第一志望が不合格であっても、グループ内で定員に達していない高校を順位をつけて三校まで第二志望とすることができた。それでも定員に満たない学校は、その学校を第一志望としていた者を、成績順に『繰り上げ合格者』とした。」(Wikipediaより)
ワタシの場合(もう23年前!)、本命は私立のK高で、第2志望が都立M高(第2学区21グループ。第2学区は21グループと22グループがあった)、でもって、滑り止めで私立をもう1校ぐらい受けて…という計画を立てておったのだが、両親がメッチャ偏差値の高い私立W高を受けろとゴリ押ししてきたんだな。当時の学力じゃどう考えてもムリだったし、場所も遠かったし、何より男子校だったし、ワタシとしては全く気乗りしなかったのだが、両親は「受けてみなきゃわからん」みたいなこと言って全く聞く耳持たん。結局、中学の担任との三者面談の結果、そこを受けさせられる羽目に。そのあおりで、担任から「都立を滑り止めにしよう。で、M高だと、21グループの1番下だから、万が一落ちたらグループ合格の恩恵にあずかれない。同じぐらいの学力で、22グループの一番上のうっかり八兵衛高(仮称)を受けよう。八兵衛高なら落ちてもグループ合格でどっか引っかかるから」と言われた。M高だったらほぼ地元だし、偏差値も悪くないし、中学の友人たちも多数受けるし…もはや「こっちが本命」ぐらいの感じでいたから、非常に不本意だったのだが、飲まざるを得なかった。で、ゴリ押しで受けたW高は当然落ちるし、K高も撃沈。八兵衛高受けた時は、半分ふてくされてましたわね。合格発表を見に行った時も「ランク下げて受けたんだから、受かって当然だわさ!」みたいな感じでイライラしてた。また、そんな時に限って新聞社のカメラマンさんだかが「おめでとうございます!発表見て喜んでるとこ写真に撮らせてください」とか言ってきて、引きつった笑顔で撮られた記憶がある。
まぁしかし、そんな不本意な気持ちで入った八兵衛高が、実はとても居心地が良くてですね(笑)。毎日笑って過ごして、友人や先生に恵まれて、卒業する頃には「ああ、八兵衛高に入ってホントに良かったなぁ」と思ってるんだから、わからんもんよねぇ。
逆に、中学から一緒に八兵衛高に入った同級生が2人しかいなかったのが、良かったのかも知れない。「知らない人ばっかりだから、新しい自分を構築してみよう!」みたいな感じで、中学までの頃と比べたら、かなり性格変わったと思うし。
結果的にはめでたしめでたしなのだが、もしこれで、八兵衛高がワタシと波長の合わない学校だったらと思うとゾッとする。で、この一件が元というわけではないのだが、親にあまり相談事をしなくなったような気がする。良いんだか悪いんだか。