ひと筆めぐり 【新発見・再発見・摩訶不思議・唯一無二】への楽しみ…

地域に息づく歴史のひと幕にふれ、…遥かなる往時に思いを馳せる

普済寺の扁額

2018-03-15 | 古文書
普済寺の扁額

普済寺の扁額
『転法輪(てんぽうりん)』
南丹市園部町若森「普済寺(ふさいじ)」の本堂に扁額が揚げられている。今回は扁額の解読に挑戦する。
さて…何と読むのか!読めない。いったん気になりだすと落ち着かない性格。
扁額字と古文書辞書とのにらめっこ…。字は楷書→行書→くずし字へとくずされていく。くずし字は筆の運びの方向に着眼しないと解読は…難しい。真ん中の「法」は読めたが、前後の字が超難解であった。
解読するのに一週間ほどかかった。間違った発信はお寺様にご迷惑をかけるので、ここは慎重に。まず普済寺の住職に『転法輪』で間違いないか確認する必要がある。3月15日、寺では涅槃会(ねはんえ)の法要・法話日。偶然お会いでき『転法輪』と読む、確認が取れた。
転法輪とは仏が教えを説くことお釈迦様が法を説くことを意味する(ネットより)。

亀山御城之由来

2018-03-15 | 古文書

亀山御城之由来
 抑(そもそも) 丹州亀山之城は、天正七年邊部丸岡之城ヲ
 明智日向守光秀、岡山城之東江縄張して率
 替亀山城と改メル、従(したがって)天正以前之儀定賀成記録なし
 天正四年より明智日向守在城ス、同七年迄国中
 を随(したが)へ給(たま)ふ、但し亀山城無之以前之余部村古城は福井
 因幡守在城ス、其節は京都へ往来之道筋、今の
 御城之北追分村を通り今の安町江出ル、其村は安
  
  
 丹波亀山の観光冊子より引用した。原文の読下しはされているが解読はされていない。よって解読した。