歌手松村和子のヒット歌謡曲です。
きっと帰ってくるんだと
お岩木山で 手を振れば
あの娘は小さく うなずいた
茜の空で誓った恋を
東京ぐらしで 忘れたか
帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ
その曲の一番の歌詞を記載しました。
歌詞を綴りながら、口ずさんでます。
私のカラオケの十八番です。
思いっきり元気な大声で、歌い続けて40年?
歌手松村和子の芸能歴同様のカラオケ歴です。
1980年、歌手松村和子がこの曲を掲げて初デビュー
異色のスタイルで歌う「帰ってこいよ」が大ヒット
歌謡界の多くの各賞に輝きました。
その頃からの、大ファンです。
残念ながら、輝かしい受賞記録があるにもかかわらず
デビューの年の暮れのNHK紅白には出場はかないませんでした。
「何故?」ファンの一人として疑問を感じたことを思い出します。
この歌の歌詞 口ずさむだけでその情景が思い浮かびます。
昭和50年代半ば、突如として登場した新人歌謡歌手です。
10代とは思えない、歌唱力を備えた歌手です。
元気溌剌な歌声に、誰もが元気をもらいました。
その人たちみんな、田舎から都会に出て日本の高度経済成長の礎を築きました。
この歌の背景にある郷里の面影に、誰もが懐かしく浸っていた頃です。
あれから40年、古希半ばを迎えました。
「松村和子歌謡ショーに行かない?」
思いもよらないチケットが手元に届きました。
カラオケ十八番を自慢し続ける私への、家内からのプレゼントです。
そして、歌謡ショーの感動に雑念を挟まない様に、心配りをしております。
何時も二人で行動を共にするのに、この日だけ家内は留守番です。
「松村和子歌謡ショー」ははじめて。
大ファンであっても、テレビやラジオ番組の歌謡ショーを楽しむだけでした。
歌手松村和子芸能歴40年のお披露目のような「歌謡ショー」
そのトークに時の流れを忘れさせるものがありました。
白いリンゴの 花かげで
遊んだ頃が なつかしい
気立てのやさしい 娘だったよ
お前の嫁に 嫁に欲しかったねと
おふくろ今夜も ひとりごと
帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ
歌謡ショーの最後を締めくくる曲目は、決まってます。
当然、あの大ヒット曲「帰ってこいよ」です。
この曲の歌い手は、この人でなければいけません。
40年、思い続けてきた信念のようなものが蘇ります。
演奏と共にワクワクドキドキ、感動がやみません。
合唱です。
カラオケ十八番が黙って入れらません。
可愛あの娘の 帰る日を
お岩木山おで 今日も又
津軽の風と 待っている
忘れはしない あの約束の
こんなにきれいな 茜空
帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ
周囲も気にせずに、感極まった歌謡ショーでした。
こんな私を知り尽くした家内が、邪魔建てしない様に気配りしたことに
帰路、つくづく思った。
素直な気持ちで感謝の言葉が出てこないのが、困りものです。