巨大ヒロイン・コミック計画

3DCGを使ってデジタルコミックの電子書籍化をめざすブログ

それが苦しくても、そこに楽しさがあれば……。

2014年12月23日 08時59分58秒 | 雑談

 春風さん、コメントありがとうございます。

 やはり、創作は孤独で地道な作業が続きますから、いろんな矛盾やらを抱えますね。


>>自分も今、苦労して作った割には数字的に報われてないものですからヤル気を無くしてます。

 ああ、わかります……。
 数日前に読んだ『脳科学』の本からの受け売りで恐縮ですが、人は何かの行動を起こしたら報酬を必ず求めてしまうそうです。
 それはお金以外にもあって、名誉だとか、人からの賞賛だとか、そういうものらしいんですが……私は、これ以外に、もっと健全で、無理せず手に入る報酬というものは、ないものかと。自分に対して演出することはできないものかと、ずっと悩み続けています。

 あと、ヤル気についてもそうですね。
 私は以前に、その「ヤル気」や「情熱」というものを失った時期がありました。
 その長い間、何もしないでいたのです。
 もともと自分の作品に自信がなかったですし、また、その自信がないことをわざわざやって「何になるんだろう?」という、価値を見いだすための意義とか、それをやることへの見返りとかを考えてしまって……。
 そうしたら、急に何もする気にならなくなってしまったのです。
 当時は、恋愛とか政治活動だとか別のことに走って、自分を誤魔化そうとしていました。
 でも、ダメでしたね。
 現実逃避のため、ごまかしでやるものも、その先には失敗しか待っていませんでした。

 数年ほど回り道したあげく、また創作に戻って来られたのは、ありがたく思っています。
 なぜ戻って来られたのかというと、やっぱり「好きだという感情」が残っていたからでした。
 その好きなことをやって、たまたま傷ついてしまった心の傷が癒えたから……つまり、時間が解決してくれたんだと、今は思うようにしています。

 ですので、春風さんのヤル気も、時間とともに復活してくるんじゃないかと思いますよ。
 そのときに備えて、今という時間が栄養となるように過ごされたらいいかなと思います。
 生意気を書いてしまって、ごめんなさい。


 実は、昨日……同じクリエーターの知人から助言をもらいました。
 それは、以下のような言葉でした。

『ひとりの人間が、執着に執着を重ねて作ったもののほうが、面白いというケースは多いのでは?』

 この言葉にガーンと、頭を叩かれました。
 私たちは『執着』があるからこそ、作り続けられている。
 その執着しているものが「ありがち」だとか「どこかで見た」とかと言われようと、本人に執着しているものが、確かに存在してあるのなら、それは何なのか、自分で探求して行かないと見つけられないんですよね。
 他の、誰にもそれは出来ないことだから……。

 たぶん、何を言われても、それでも「作りたい!」と思う気持ちがあれば、ひとつの殻を破れたような創作者になれるんじゃないかと思っています。

 私のやろうとしていることは、ウルトラマンの女の子版という、まさに「ありがち」「どこかで見た」と言われるような既視感バリバリの作品内容のジャンルだと思います。
 じゃあ、なぜやっているのかと言えば……。


 それは、きっと作っていくうちに、自分の中でも「明らか」になっていくんじゃないかなと思っています。


 作ることこそ、何かを追い求めることですから……。




 ではではまた! ^▽^/