インターフェアの元凶となるコモンモード電流を計るたRF電流計を作った(治した)
コモン電流をこれで測ることができますが、実際作ったのはかなり昔なんです。
最近はまともなアンテナが出せないのでホイップアンテナとかで電波を出しているが周波数によってはインターフォンがなったりパソコンが暴走したりで散々な目にあったいる。
そんなわけで少し真面目にコモンモード対策をやってみることにしたわけ。
昔に作ったRF電流計ですが、当時はあまりインターフェアが深刻でなかったので作った割にはあまり使ってなかった。
久しぶりに探し出したら壊れていた。ぐすん!
ということで100円ショップでおおきな洗濯ばさみを購入しなおした次第。
ただ、どうも動作がおかしいのでよく見なおしたら基板上の配線の間違いを発見!
どうも勘違いが多くなったようでボケも気を付けないといけない。
なお、このRF電流計はむかしハムフェアのどこかのブースで部品キットとして購入したものだが、回路的には大信無線の下記のものがもとになっているようだ。
ディジタルRF(高周波)電流計
簡単な割には電流値も読めるという優れモノです。
ということでさっそく仮設したホイップアンテナのコモン電流を測定。
動作がおかしい14MHzはリグの隣のパソコンが暴走したりする。
リグのそばのコモン電流を測定すると、なん約200mAもある。
このRF電流計はテスターの電圧指示の10分の1が電流値として読めるという便利なもの。
この場合だと1971mVなので電流値は197mAということになる。
まあともかくかなりの顧問電流ということができる。そこで釣り竿アンテナ用に作ったコモンモードチョークを入れてみた。
こうかてきめん!
17mAと約10分の1になりパソコンの暴走もなくなり動作も安定した。
一応、動作の検証を兼ねてFT8で中国の局を読んでみたら問題なく交信できました。
アンテナは窓につけた14MHz用モノバンドのホイップアンテナ。
RF電流計は正直言ってちょっとバカにしていた(?)がこういったコモン電流を調べるのはとても重宝することに再認識!
パッチンコアとかを入れたときの目安にもなるしこれから活躍しそう。
大進無線のものでしょうか。
↑結構利用させて頂いています。
この手の高周波用測定器がMFJ辺りから発売されてもいいような気がしますが
製品化していないですね。(もしかしたらあるのかも)
いいアイディアですよね。
コモン電流が見えてくるようです。