uparupapapa 日記

今の日本の政治が嫌いです。
だからblogで訴えます。


今1番ホットなドラマ『VIVANT』。でも一民放のドラマを超えた、政府の壮大な意図を感じる。

2023-09-12 00:07:00 | 日記

堺雅人 『VIVANT』好評で早くも続編決定!メインキャストも続投で、放送は2年後(女性自身)





今一番ホットな話題を独占するドラマ 『VIVANT』。
堺雅人主人公とする日曜21:00放送枠の超人気ドラマ。
前例の無い、常識を遥かに超えた話題作である。
私も御多分に洩れず全作録画して毎回楽しみに視聴している。


しかし、ここでわざわざ天邪鬼(あまのじゃく)の私がblog記事にするには訳がある。


作中に登場するドラマの名称と、劇中組織 『VIVANT』(ヴィバン)。
後に 『VIVANT』とは『別班』の意味であると判明。


『別班』とは?

自衛隊内に組織された国際諜報・工作部門。
しかもその陣容は永らく秘匿され、活動内容も外国の諜報組織同様、殺人さえも許容される、国内法に於ける遵法活動とは言えない超法規的手段も許可されている、強力な治安特権を有する公安組織である。


他に有名な列強国の諜報機関の例

イギリス(スパイ映画『007』であまりにも有名な『MI-6』)

第一次世界大戦以前にはイギリスの諜報活動は、複数官庁が個別に組織を設け活動していた。第一次世界大戦が勃発すると全情報を一元的に管理することになり、戦争省情報部(Directorate of Military Intelligence, DMI。直訳では「軍情報総局」)の元で各組織との連絡を担当する課の名称としてそれぞれのミリタリー・インテリジェンスの種類に応じて組織名に番号が割り振られた。第一次世界大戦中のSISはMI(c)と呼称されていたが、1930年代後半にMI6の名称が割り当てられた。他の組織には、MI1(暗号、暗号解読。後に海軍の「ルーム40」と統合され政府暗号学校を経て政府通信本部)、MI2(極東、アメリカ州、ソ連、中東、スカンディナヴィア)、MI3(東欧、バルト海沿岸諸国即ちリトアニア・ラトビア・エストニア)、MI4(地図作成)、MI5(防諜)などがある。第二次世界大戦中にMI5との連携が強化される過程でMI6の名称は広く用いられるようになった[4]。SISでは既にMI6の名称を公的文書等では使用していないが、一般に認知されていることから、ロゴなど対外的広報では用いられている。
(Wikipedia)



アメリカ(CIA)

改めて説明の余地はない、アメリカの諜報・工作活動組織。
世界一の諜報機関でありながら、世界一の無能で失敗の多い実績を残し、世界史をここまでこじらせた伝説のボンクラ機関。
映画やテレビドラマ等に頻繁に登場するが、歴史的に何一つ問題解決ができたためしがない恥ずかしい組織。
戦後ケネディ暗殺からはじまり、主な失敗例ではベトナム戦争、イラン革命、アフガニスタン紛争、イラク湾岸戦争、戦争、9・11テロ、イラクブッシュ侵攻、アラブの春(リビア、エジプト、シリア等の民主革命)等。
目を覆うばかりの失敗例量産諜報組織である。


ソ連(KGB)「カーゲーべー」
ソ連国家保安委員会(Комите́т госуда́рственной безопа́сности СССР)
旧GPU「ゲーペーウー」(第二次世界大戦前までの諜報機関)
かの有名なプーチンの出身組織。
説明するのも悍(おぞ)ましいロシア人特有の蛮勇諜報組織。独裁者スターリンの手足となったジェノサイト実行機関。
主な活動実績はここでは割愛。
敢えて興味のある人はネットで調べて。


ドイツ(ゲシュタポ)
ゲハイメ・シュターツポリツァイ(ドイツ語: Geheime Staatspolizei、通称ゲシュタポ、独: Gestapo)は、ナチス・ドイツ期のプロイセン自由州警察、あるいはその後、ドイツ警察の中にあった秘密警察部門。「ゲハイメ・シュターツポリツァイ」は、秘密国家警察を意味するドイツ語。
(Wikipedia)

日本(例えば陸軍中野学校や特別高等警察(略して『特高』)
陸軍中野学校は戦前のスパイ養成学校。主に対外国工作を担い、主として対中、対ソ(対欧)、対米工作を担当。
特高は日本国内の治安維持・左翼思想・反戦活動・キリスト教など特定宗教、その他特定の思想弾圧を担当する公安組織。
陸軍中野学校は現在の日本諜報機関の原型。今回明るみに出た別班や内閣情報局等がこれに当たる。
私の拙作『シベリアの異邦人』にも登場する明石元二郎大佐や杉原千畝など、実在する人物も記録に残るおもな諜報活動主である。




戦後日本はアメリカGHQの徹底した民主化政策により、非合法活動を是とする組織はあり得ない筈だった。

しかし朝鮮戦争後事態は一変。
緊迫した国際情勢に対応し、アメリカの思惑により日本にも一定の役割を負わすため、自衛隊を組織。
それと同時に別班も組織化された模様。



私がここで気にしているのは、別班が非合法活動を是としていて、その事実を秘密裏に国が認めている事実ではない。

何故今公表したのか?

その疑問に尽きる。



国際諜報活動の範囲は、日本国内法の範囲内で事足りる程、甘い環境下で工作活動を行っている訳がない。
むしろ、世界で一番厳しく難しい問題を孕む地域だからこそ、解決のため投入されるのだ。

「VIVANT』でもそうした厳しい環境下で任務を果たす姿が描かれている。


このドラマ『VIVANT』は単なる民放ドラマでありながら、あまりにセンセーショナルであり、多くの視聴者の注目を集めた。
その中で特に注目されのが『別班』と言う、国民に知らさせていなかった国家の秘密組織。

ここにきて公然と登場した別班。
多くの国民視聴者はこの別班と言う組織を一体どう感じたのか?


私はこの事象を民放ドラマを装った、政府が打ち上げた観測アドバルーンだと疑っている。



それはどう言うことか?


今、日本国政府は急ピッチで対中政策を構築している。
来るべき中国の武力侵略に対応しようというのだ。
防衛予算を大幅に増額し、国際連携強化に力を入れ、増税をなり振り構わず推進している。

これらの全ては近い将来予想される日中戦争への準備ではないかと言うこと。


別班も今現在、対中諜報と工作のため、フル活動している事だろう。
しかし、いつまでも日本国民に対し、秘密組織としてその存在を伏せたままの活動では維持できない。

何かの都合の悪いタイミングでその存在をマスゴミや敵対国に悪意を持って暴露されるより、今、人気民放ドラマに正義の機関として印象づけ、さりげなく登場させて、その直後に複数の政府高官が追認する形の方が、より自然で国民の反発を和らげ、拒否反応を起こさせないのではないか?との思惑を感じる。

実際に、総じて別班に対する反応は悪くなく、ネットでもその存在を問題視する声は聴こえてこない。

つまりもしも公表の黒幕が政府だったとして、当初の思惑は成功していると言っても良いだろう。



ここで私は何を言いたいのか?



着々と戦争準備は成され、知らぬ間に国民コンセンサスの土壌が熟成されていると認識すべきだと言う事。

私は中国や朝鮮に対し、最大限の警戒感を持っているので、必ずしもこの動きや流れに反対するものではない。
しかし、多くの国民はそんな国際情勢に無関心で、身の回りの限られた日常生活、テレビバラエティ番組や趣味のyoutube・ゲーム等 にしか興味を持たない現状を鑑みて、何も知る事なく戦争に巻き込まれ、訳も知らず死に追いやられる人々を気の毒に思うので、せめて事前に知っておくべきではないかと警告しておきたいのだ。


やはり要らぬお節介なのか?
人生、終(しま)いまで何も知らず、楽しく暮らせりゃそれで良いのか?


そもそも、そう思う人は私のつまらないblogなど見ないし。


だよね。