横浜市の掃部山(かもんやま)公園で、
建設会社大手・日揮の社員が、
花見のために広場のかなりの範囲をブルーシートで
「場所取り」していたことが問題になっています。
同社に取材したところ、
「昨日(29日)の朝の段階ですべて撤去させました。
一般の皆さまにご迷惑をおかけしてしまい、
今後はこのようことがないように指導していきます」
とのことでした。
掃部山公園は横浜市の有名な花見スポットの1つで、
特に井伊直弼像がある公園広場には
毎年多くの花見客が集まることで知られています。
「場所取り」が問題になったのは3月28日。
「近所の公園で日揮がエグい場所取りをしとる」と、
広場の一部を占拠したブルーシートの写真が
Twitterに投稿されました(現在は非公開ツイートに)。
シートには使用する期間と時間帯が書かれており、
「上記時間帯以外はご自由にお使いください」
との注意書きも。
時間が指定されているとはいえ、
3月28日から4月1日まで、
5日間にわたり広大な敷地を占有する行為に、
ネット上では
「『上記以外の時間はご自由に』
ってアンタの敷地なのかよ……」
など批判が集まりました。
掃部山公園の管理事務所にも取材したところ、
公園側にも利用者から「やりすぎなのでは」
との苦情が複数あったため、
日揮に対して申し入れを行ったとのこと。
同公園では通常、無人での場所取りは控えるよう、
看板も設置して呼びかけていますが、
加えて今回のケースでは
専有面積が極端に広かったことも問題視。
「公園は大勢の人が利用する場所。
1社でその大半を占有してしまうのは問題」
と語っていました。
日揮の広報担当者によると、
花見は各部門やチーム単位で行っているもので、
どのようにして場所取りが行われていたかなどの
詳細までは把握できていないとのこと。
しかし「結果的にかなりの部分を
当社関係者で占めてしまったのは事実」
と認めており、各部門に対し
「非常識な行動はしないように」と
自主撤去するよう指示を出したとしています。
ただ、日揮のブルーシートが撤去された後、
今度はすぐに別の企業や団体が
場所取りのシートを敷いてしまっており、
シート自体は30日になっても
ほとんど減っていないとのこと。
公園側は「無人での場所取りはダメというのがルール。
繰り返しになりますが、
公園はいろんな方が利用する場所ですので、
あまりにも多くのところを独占するのは控えてほしい」
と呼びかけています。
-[ねとらぼ]-
お花見の場所取りは毎年の風物詩として
理解できる。
しかしルール無視はいけない。
やったもの勝ちの風潮は、
厳しく処断されるのは仕方ないだろう。
しかも今回のその規模の大きさには呆れる。
現代は誰もが映像・画像をネットに拡散できる
ネット社会。
そうした非常識な行為がもたらした結果は
ネットによる告発で企業イメージを一気に失墜させ、
それまで積み重ねてきた苦労を水の泡にしてしまう。
今回はそんな事例の先駆けとなった。
以前、職場内でのおふざけを投稿した社員の画像が
ネット上で炎上し、
その企業を倒産にまで追い込んだ事例があった。
それとはケースが全く違い、同列には論じられないが、
拡散による炎上を招き、
企業イメージを危機的状況に追い込む事態の流れは
決して無視できないダメージを受ける点において
同様に考えるべき状況と云えるだろう。
修復には相当の時間と努力が必要になる覚悟だけは
しておいた方がよさそうだ。
それにしても、批判の矢面に立たされた事態を把握し
すぐに撤去した跡地に、すぐさま別の企業が占拠するなんて
まるでハイエナのようだ。
昨日、行列に割り込み、
注意を受けた若者(男女のカップル)と遭遇した。
間違いや勘違いによる割り込みではなく、
故意にやったことが明白だった。
その若者は注意に対し逆切れし、
すごんで居直ったが、結局退散する羽目に陥った。
捨て台詞(せりふ)を残して。
極めて醜い行為だ。
大人として恥ずかしい。
もしあの場面の様子を撮影する人がいて、
ネット上にアップし拡散していたら、
その彼らも同様のペナルティを科せられるところだった。
今は誰でも画像・映像を手軽に投稿できる時代。
NHK『新・映像の世紀』の最終回でも放映されていたが、
ひとりの人間が投稿した画像・映像が
社会を突き動かし、政治体制や国まで変えてしまうほどの
大きな影響力を持つ可能性があることを
誰もが肝に銘じておく必要がある。
自らの行動を律し、そんな映像社会に備えておくべきだと
他人事とは思わず、慎みをもって行動してください。
あなたも私も。
そして何かとニュースの話題となり、
社会の批判を浴びた議員さんたち。
まだ批判される題材がバレていなくて
無事でいられているけど、
心の中で戦々恐々としている要人さん。
今ではあなたたちが一番身に沁みているでしょう。
つまらないことで足元をすくわれないように注意してね。
いつも周囲の地雷を踏み続けるオヤジが一句。
郷里での 花見はみんな バーベキュー
(北海道花見焼肉普及促進協議会)
お粗末。
建設会社大手・日揮の社員が、
花見のために広場のかなりの範囲をブルーシートで
「場所取り」していたことが問題になっています。
同社に取材したところ、
「昨日(29日)の朝の段階ですべて撤去させました。
一般の皆さまにご迷惑をおかけしてしまい、
今後はこのようことがないように指導していきます」
とのことでした。
掃部山公園は横浜市の有名な花見スポットの1つで、
特に井伊直弼像がある公園広場には
毎年多くの花見客が集まることで知られています。
「場所取り」が問題になったのは3月28日。
「近所の公園で日揮がエグい場所取りをしとる」と、
広場の一部を占拠したブルーシートの写真が
Twitterに投稿されました(現在は非公開ツイートに)。
シートには使用する期間と時間帯が書かれており、
「上記時間帯以外はご自由にお使いください」
との注意書きも。
時間が指定されているとはいえ、
3月28日から4月1日まで、
5日間にわたり広大な敷地を占有する行為に、
ネット上では
「『上記以外の時間はご自由に』
ってアンタの敷地なのかよ……」
など批判が集まりました。
掃部山公園の管理事務所にも取材したところ、
公園側にも利用者から「やりすぎなのでは」
との苦情が複数あったため、
日揮に対して申し入れを行ったとのこと。
同公園では通常、無人での場所取りは控えるよう、
看板も設置して呼びかけていますが、
加えて今回のケースでは
専有面積が極端に広かったことも問題視。
「公園は大勢の人が利用する場所。
1社でその大半を占有してしまうのは問題」
と語っていました。
日揮の広報担当者によると、
花見は各部門やチーム単位で行っているもので、
どのようにして場所取りが行われていたかなどの
詳細までは把握できていないとのこと。
しかし「結果的にかなりの部分を
当社関係者で占めてしまったのは事実」
と認めており、各部門に対し
「非常識な行動はしないように」と
自主撤去するよう指示を出したとしています。
ただ、日揮のブルーシートが撤去された後、
今度はすぐに別の企業や団体が
場所取りのシートを敷いてしまっており、
シート自体は30日になっても
ほとんど減っていないとのこと。
公園側は「無人での場所取りはダメというのがルール。
繰り返しになりますが、
公園はいろんな方が利用する場所ですので、
あまりにも多くのところを独占するのは控えてほしい」
と呼びかけています。
-[ねとらぼ]-
お花見の場所取りは毎年の風物詩として
理解できる。
しかしルール無視はいけない。
やったもの勝ちの風潮は、
厳しく処断されるのは仕方ないだろう。
しかも今回のその規模の大きさには呆れる。
現代は誰もが映像・画像をネットに拡散できる
ネット社会。
そうした非常識な行為がもたらした結果は
ネットによる告発で企業イメージを一気に失墜させ、
それまで積み重ねてきた苦労を水の泡にしてしまう。
今回はそんな事例の先駆けとなった。
以前、職場内でのおふざけを投稿した社員の画像が
ネット上で炎上し、
その企業を倒産にまで追い込んだ事例があった。
それとはケースが全く違い、同列には論じられないが、
拡散による炎上を招き、
企業イメージを危機的状況に追い込む事態の流れは
決して無視できないダメージを受ける点において
同様に考えるべき状況と云えるだろう。
修復には相当の時間と努力が必要になる覚悟だけは
しておいた方がよさそうだ。
それにしても、批判の矢面に立たされた事態を把握し
すぐに撤去した跡地に、すぐさま別の企業が占拠するなんて
まるでハイエナのようだ。
昨日、行列に割り込み、
注意を受けた若者(男女のカップル)と遭遇した。
間違いや勘違いによる割り込みではなく、
故意にやったことが明白だった。
その若者は注意に対し逆切れし、
すごんで居直ったが、結局退散する羽目に陥った。
捨て台詞(せりふ)を残して。
極めて醜い行為だ。
大人として恥ずかしい。
もしあの場面の様子を撮影する人がいて、
ネット上にアップし拡散していたら、
その彼らも同様のペナルティを科せられるところだった。
今は誰でも画像・映像を手軽に投稿できる時代。
NHK『新・映像の世紀』の最終回でも放映されていたが、
ひとりの人間が投稿した画像・映像が
社会を突き動かし、政治体制や国まで変えてしまうほどの
大きな影響力を持つ可能性があることを
誰もが肝に銘じておく必要がある。
自らの行動を律し、そんな映像社会に備えておくべきだと
他人事とは思わず、慎みをもって行動してください。
あなたも私も。
そして何かとニュースの話題となり、
社会の批判を浴びた議員さんたち。
まだ批判される題材がバレていなくて
無事でいられているけど、
心の中で戦々恐々としている要人さん。
今ではあなたたちが一番身に沁みているでしょう。
つまらないことで足元をすくわれないように注意してね。
いつも周囲の地雷を踏み続けるオヤジが一句。
郷里での 花見はみんな バーベキュー
(北海道花見焼肉普及促進協議会)
お粗末。