何回か、記事にしようと試みたのですが
私の文章力では、伝わないと断念していました
でも、今なら伝わるのではないかと思いました
私は日々人の声の渦の中で仕事をしているので
人の声がだんだん苦手になり、テレビをなるべく見ないようにしていました
一人で家にいるときはテレビをつけないようにしていました
旦那はテレビ好きで、たくさん録画して、夕飯時にまとめてみるので
7時から9時くらいまでテレビがついています
先日、朝ごはんを食べながら息子がテレビを見ていました
息子が学校にいくと、すぐテレビを消します
たまたま、消すのを忘れていて
ナントカ女性議員さんが、秘書を罵倒している
録音を見て、聞いてしまいました
ちょっと見ていましたが、心臓がバクバクしてしまい、消しました
「こういう人、世の中に結構いるんだ・・・」
私は、二人知っています
リアルに聞きました
一人は、父の義母
一度激高すると、「あのように」なり、自分の発した言葉でさらに興奮して
口汚く、ボリュームも上がります
弟と二人で「あっちの家」に連れていかれたとき
父母の生活のあれこれを聞き出そうとして、幼い私らは、どう答えていいのかわからず
黙って立っていると、ナントカ議員さんのように、罵倒されました
そばに、祖父がいました
祖父は義祖母に隠れて、私たちを可愛がりましたが、義祖母が「あのように」なってしまうと
何もできずにいました
助けようとすると、もっとひどくなることを知っていました
もう一人は、非常に残念なことに現在進行形で、もう15年以上聞いています
建売分譲で家を購入し、入居したのは17年くらい前
背中合わせで、生活道路を共有していない、裏のおうち
あの頃で、築20年くらいの家でした
私たちが住み始めたころ、成人したお子さんのいる50代夫婦が住んでいました
「息子がでかい家を建てたから、一緒に住もうと言ってくれたんです」
今の家も売れたと、引っ越しにの日に挨拶の挨拶で聞きました
そのころ息子は、生後半年くらいでした
その後、裏のおうちに入居した人がねぇ・・・・
夫婦と幼稚園のお子さん でした
その奥さんのほうが、「ナントカ議員さん」です
子どもに対しても「あのよう」です
2,3時間は「あのように」怒鳴り続け、子供が泣き続けていました
決まり文句は「オメェーミタイナヤツハ ヨウゴガッコウニイケ」
何度か、ご近所さんと話をしました
「児相に連絡する?」
「でも、スーパーとかで見かける3人はいい感じなのよね」
裏のおうちと、私の家の場合、リビングが1メートルも離れていないので
一番よく聞こえるのですが、なかなか伝わりませんでした
冬はお互いに窓を閉めてるので、「またやってんなー」で済むのですが
夏になると、互いに窓を開けるので、まるまる聞こえてきます
会話を理解できるようになった息子が反応するようになってしまいました
「〇×△□※ で、ワカッテンノカアー」に
「はーい」と返事をするようになってしまい
すぐに、児童館や公園、スーパーのキッズコーナーに連れて行かなくてはなりませんでした
でも、子供に暴力を振っている様子はありませんでした
暴力を受けているのは、旦那さんの方です
「あのような」状態に加えて、殴る・蹴る・棒で叩く
「正座しろ このジジィ」
正座の状態で殴られ、罵倒されています
長年聞いていると、周期が分かるようになりました
夏休みに入ると、ほぼ毎日、旦那さんに対して 「ナントカ議員と秘書」の状態が発生します
その中に
「オメェーンチノ クソババァ」というワードが入るようになります
旦那実家へ帰省が嫌で、荒れるようでした
「何年前、ああ言われた。こー言われた」と古い話を持ち出して、興奮して怒鳴っていました
ここ数年、「オメェーンチノ クソババァ」のワードを聞かなくなったので
亡くなったのかもしれません
時がたち、子供の方は解放されました
良く学んだ子供は、母と一緒に、父を罵倒するようになりました
生き方を学んだのでしょう
うらのおうちの お隣さんと 私は仲良しです
「真冬の夜 旦那さんよく追い出されているのよ。見えちゃうのよ」
あのおうちと、庭を挟んでいるので、声はあまり気にならないらしく
でも、私と違って、良く見えるそうです
今日もありました
「ガキはオメェ クレテヤラァ。ヨウイクケンナンテイラネェ」
いや、成人してるでしょう
興奮していると支離滅裂です
だいぶ慣れたのですが、聞くといろいろ思い出して、心臓がバクバクします
ご近所さんとお話して、次の心配が出てきました
平均寿命を考えると、旦那さんが先に逝きます
そのあと、ターゲットがどこに行くのでしょう?
私ら一家は、週4,5回 深夜2時くらいでも
「ナントカ議員さんと秘書さん」 を聞いているわけです
今なら、私ら一家が、どんな感じのものを「聞いている」かご理解いただけるのではないでしょうか?
すさまじき です
こういう人、世の中に結構いるのでしょうか?