力仕事を旦那に頼れない
「嫌だ」と言われるのが嫌なので
最近の力仕事は、ボクに
「筋肉貸せ !」
と命令口調でお願いします
当然、反抗期のボクは、嫌な顏をします
「君の筋肉は全部自分で作ったものだ勘違いしているようだけど
8割は母ちゃんが、腹の中と、外で14年かけて作った物だから
母ちゃんは、その筋肉を使う権利があるのだ」
と、主張するとたいがい手伝ってくれます
今回のお手伝いは
コレ
嫁入り道具の 化粧台です
これを購入する時、周囲から「大きすぎる」と大反対されました
「これじゃなきゃイヤ」と、わがままな花嫁さんは、買ってもらいました。
学習机と同じくらいあります。
今の家に越してきて、最初に置かれたのは
2階の図面上「主寝室」と書かれた普通の6畳間でした
(2階3室全部6畳です)
少し使ってました
やがて、息子が生まれ
赤ん坊がいると、お風呂や台所に近いほうが便利なので
寝床を1階和室に移動しました
あの頃、まだ父ちゃんは病気でも無職でもなく
3人と1匹で布団を敷いて寝ていました
やがて父ちゃんが心の病になり、2階の1室に引きこもり
10歳になった僕は、悪さをして
母ちゃんに大目玉をくらった夜
布団を抱えて2階の1室に移動し(親離れともいう)
私一人が、1階和室に残りました
ボクが2階に移動したので、私も2階の「主寝室」戻り、この化粧台を使いたかったのですが
雇用保険が切れた父ちゃんが「自営業」を始め
私のベッドは解体され、「主寝室」は「事務所兼倉庫」になりました
そのころから、父ちゃんに
「あのデカイ化粧台どうにかしろ」と言われ続けました
自営業は3年で休眠状態になり
父ちゃんは就職し
私は再び、「主寝室」に戻ろうかと考えたのですが
足腰が弱ってきた、ネコお嬢様のことを考え
和室に残ることにしました
そして先週末の雨天の土曜
息子の筋肉を使って
和室に移動しました
移動する前に引き出しの中身のお掃除チェックをしました
なにしろ13年使っていなかった代ものです
そして収納力抜群のサイズです
引き出しの中にはそれそれは、恐ろしくも、懐かしいものがたくさん入っていました
続くかな ?