嬉しかった出来事

実は私は英語の教員をしているんですが、先日授業中ちょっと嬉しいことがありました。人から見ればたいしたことではないかもしれません。私は授業中ユメタンという単語帳を使っています。もう２周目の中程（500個目位）です。１周目は日本語の後に英単語を言うというパターンでやりました。２周目はフレーズの練習で日本語の後に英語のフレーズを言うというパターンでやっています。毎時間100個のフレーズをCDを使って言ってから授業に入ります。（100個ですから10分かかります）

単語帳の最初の単語がeffort(努力）という単語です。1周目はCDから“努力”と音声が流れたらポーズのあと生徒達が“effort（エフォート）”と言う練習をしました。２週目はフレーズ練習です。CDから“私の夢をかなえるために努力する”と音声が流れると生徒達は“make efforts to realize my dreams”と言うわけです。

時々、その日のフレーズ練習の後、間違って、最初の単語の“努力”がCDから流れることがあります。何人かの生徒達が反射的に“effort”と言います。しかし、先日の授業ではK君が“effort”ではなくて、“make efforts to realize my dream”と言ったのです。それを聞いた時、きちんと覚えていたんだあとびっくりし、嬉しくなりました。

一貫生の一年生のほとんどが、“努力”と聞いたら“effort”と言えます。でも“努力”と聞いて“make efforts to realize my dream”と言える生徒はまだまだ少ないと思います。しかし、この単語帳の学習法にはなかなかいい手応えを感じています。２周目が終わったらもう一回最初からフレーズ練習をします。３月末終了予定。これでユメタン①の単語1000個は覚えて欲しいなあ。

２年になって４月からユメタン②に入ります。長文をやる前に単語力とある程度の文法力がないと、どうしようもありません。長文をたくさん読めば長文が読めるようになるわけではないのです。ユメタン②の単語とフレーズ暗記は２年終了時に終えることが出来たら申し分ないと考えています。これで2000語と2000個のフレーズの暗記終了です。この頃には英文解釈ノートが２～３冊完成していることと思います。３年冬までに最低５冊の完成を期待しています。

単語の暗記法の紹介になってしまいました。来年から共学で女子が入ってきます。大濠最後の男子だけの学年です。卒業する時は、有終の美を飾りたいなあ＾＾生徒諸君来週は中間考査だよ。しっかり頑張りたまえ！！