はじめに
ジャンプサーブを克服しようというわけで、下図のとおり、中衛の選手がまず、4人並び、その隙間に後衛の選手を配置します。
そして、自分の正面を幅約1mずつ受け持ってサーブレシーブしようということにしました。
こうやって見て行くとジャンプサーブのうち80%くらいは、正面に来るボールだけレシーブするという方法で対応できるのです。
しかし、こういう話をすると、「オーバーカットができないし、身長も低いから守備範囲もせまい」とか、「この図で言うと、ブルーラインのすぐ下で、緑シャツ選手がレシーブしない箇所が白いままのスペースが残っているが、その場所にサーブ来たらどうするのか?」
と心配する選手がいるわけなんですね。
自分の正面だけレシーブしようということになると、上記図のブルーのラインの後ろにある白いスペースに来たボールは、緑シャツの選手の守備範囲でもなく、またピンクシャツの選手の守備範囲でもありません。
ここに来たボールをどうするのかということが問題になって来るのです。また、中衛の選手がオーバーカットができないということになれば下図のとおり、黒で示したスペースに来たボールは誰もレシーブできないということになります。
ここに来るボールをどうするか・・・という問題が浮上するのです。
今日はその場所のボールについてお話します。
取れないボールはあきらめる
結論から言うと、あきらめます。
そもそも、日本代表の選手だってサーブレシーブのミスをするのです。レシーブできないサーブというのはあります。
そういうところまで取ろうとしていると、正面に来たボールさえ上げられなくなることがあるので、どれもこれも拾おうという考えは捨てます。
拾えるボールだけを拾うというように頭を切り替えるのです。
仮に半分のスペースしかレシーブできる体制になかったとしても、50%の確率でレシーブできる場所にボールは来ると考えればよいのです。
2本に1本という割合ですから、1点取られてもいいので、取れるボールに反応してなんとかサーブを切ろうくらいの気持ちで挑めばよいのです。
そして、自分たちがサーブ権を持っている時にその分を取り返すつもりで思い切ってサーブを打てばよいわけなのです。
9月23日の練習試合では、「ジャンプサーブの失点分だけで敗れている。ジャンプサーブでの失点を頑張って4点以内に押さえれば勝てる可能性があるぞ!」と選手に持ちかけました。
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宮崎県出身の転勤族です。好きな食べ物はもち米、お餅、炭水化物が採れますから試合の朝は必ず食べてます。鹿児島県、熊本県、沖縄県、高知県等を転々とし、この3月、島根県松江市に転勤してまいりました。お盆と正月くらいしか宮崎県に戻れないのは残念ですが、松江はなかなか住みやすい落ち着いた町で、とても気に入って言います。
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以前にも
オーバーでもアンダーでも得意な方に決めて
自分の正面だけとれば良い!
とブログにありましたよね
あの言葉に当時サーブカットで落ち込んでいた
私は 救われました
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今後ともどうぞよろしくお願いします。