晴書雨ログ

書道ってこんな感じ♪(たまに日記)
世田谷の三軒茶屋近くで書道教室やってます^^
 日本書学館認定 真支部

本当にあるのですね、老人施設でしずかなイジメが…

2019-08-07 23:21:22 | 介護
母が、先日、90歳の誕生日でした。
長生きしてくれてありがとう。。。まだまだこれから楽しんで。
家族の願いです。


週に一回、母がお世話になっているデイサービスで、
お誕生日に、とかわいらしい花束をくださいました。


そういう施設でよくしていただいていると、思うと、
家族も安心でした。


ところが、、、、


今日、母から打ち明けられて驚きました。


2018年秋、入所した時から、テーブルと席順が決められて、
お話しの合う方もいらして、よろこんでいたのです、が、


7月くらいからお席を移動された方があったとか。


「落ち着かないから、移動されたそうです。」とか。
前回、ケアーマネージャーさんがいらした時、
デイサービスから聞いたことを母に話したそうです。


母は、その時、自分の前の席の女性が、
おしゃべりで、同じ話しをなんべんも繰り返すことを母は
気になっていたそうで、その方のことだと思ったとか。


ところが、どうも母は自分のせいのようだと、段々わかってきたと。
席を移動された方はおしゃべりな方と仲良しそうに見えると。
職員さんも母の横で、大きな声で、おしゃべりな方に、
「Oさん、Tデパートの駐車場は混んでたでしょ。」
Oさん、
「いえ、係の人が(他車を)どけてくれましたから。。。。」
(どんなお家柄の方!?)
席を移動された方も名家の方のようで、
みなさんお洋服だの靴だのおしゃれして来るとか。
母は、歩くのも大変で、おしゃれ着を買いに行かれなくて、
恥ずかしくない程度の身なりですから、
見た目は、、、、見劣りするでしょう。


周りの方々にしてみれば、下層階級かも。


それに、
母は、高齢で口が渇くようになり、しょっちゅう水やお茶を
口に含ませます。また、肺活量も少なくなって、おしゃべりが
できなくなってきたので、デイサービスではほとんど黙って
座っているだけだとか。


見た目で住む世界が違いそうだと感じさせたり、
母の動作や、黙っていることで、周りに落ち着かない雰囲気を
感じさせてしまったりしているのではないかと、母は言います。


仲良くしていたはずだった方が席を移動された頃からか、
職員の方が、全員に配る、コーヒーや紅茶をお盆に乗せて、
運んで回る際、母を素通りするようになったそうです。
後になってから、「あら、〇〇さん、飲んでないの?」と、
意地悪で素通りしたのではないのよ、という言い訳のように
後で母の分を持って来てくださる、、、そういうことが、
1回なら たまたま、と思えても、3回くらいあったので、
さすがに母も変だなあと、思ったそうです。


そして、とうとう、お迎えの車がいつもと違ったのです。
母を一番に迎えに来てくださって、あちこちに寄ってから
デイサービスに着くという、ルートが決まっているのですが、
この日は、所長が自ら運転して、介護士さん一人と、
母を乗せて、一応、いつもの次のところで止まり、
「△△さんは、今日はリハビリにいらしたそうです。」と、
車に戻って、いつものルートでデイサービスに着いたそうです。


母は、たった一人早く着いたので、席で待っていたら、
しばらくして、
いつもの車でいつもの人たちが全員 降りて来たそうです。


デイサービスに行く日にリハビリに行くのはおかしいなあ、と、
所長さんがおっしゃったことが変だと思ったそうです。


その日、帰ってからゆっくり振り返ってみたら、
所長さんはお芝居をしていたな、と思い至ったそうです。


お茶の配り方、お芝居までするお迎えの車の様子、
母は、疎外感を覚えたそうです。


多数の人が全体で一人を貶める、でも、
あからさまにイジメだと思わせないように、
本人が疎外感を持つようにして、来なくさせよう、
そういう流れを全体で作っていこうとする、
そういう隠れた意思を感じます。


所長にしてみれば、デイサービスといっても
慈善事業でもボランティアでもなく、
ビジネスですから、たった一人を守るより、
多数の意見を取らないと利益になりませんから、
本人から「やめる」と、言わせる算段もビジネスなのでしょう。
流れを計画して、職員と相談して、
所長自ら、率先して疎外感与える。。。→追い出す。。。


介護施設って結局こういうところなのですね。


私は、母のような老人を積極的に預かってくださる
素敵な介護士さんの集まりの施設だと思って、
ありがたい、と感謝していました。


母にはこれから毎日少しでも楽しいと感じて過ごしてほしいので、
疎外感を感じるようなところへがまんして行かなくていい、と
言いました。
でも私は仕事を持っています。 
究極 私の手に負えなくなったら、
どうすればいいのでしょう。。。。




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3 コメント

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晴書雨ログ様 (mitu )
2019-08-09 13:43:59
はじまして。
私は79歳現在主人の介護20年目、
足腰痛くやっとです。
週1のデイです小規模の家庭的な施設です。
合っては成らない事が平然とあるという事は本当に嘆かわしいです。
お母様は確りして、何もかも分かっていらっしゃる、家族から申し開きをすると、お母様はもっと窮地に追い込まれる
他の施設に移ることは難しいですか?
今は亡き母の事で施設と喧嘩した事が有ります。母をそこから出したかったので
母はすっかり認知症でしたが、
他の何人かの利用者の言い分を施設は、
聞いたのです。
1人のエッチな爺さんが皆の場所から隔離していたのを、母は初めてその施設に連れて行った日に何も知らない母は空いている席そのエッチな爺さんの隣に座ってしまった事が、事件の発端・・・
初めて行った何も知らない利用者を何の誘導もしない事にも私は腹が立ちました。
私から、もうこんな所にはお世話にはなりません、この状態を市とよく相談します、と言ったら大慌てでした。
他をご紹介しますと言ったけど、
結構です母が幸せと感じる所を私の目で探しますと、悪態ついて母を連れて帰りましたが、さてどうしたらいいかなと考えましたね、でもいい所があり入所ではなく、ショート、連れて帰り又ショートと言う感じでした。
そこのお世話に成った婦長さんが入所はさせずいつでもて看てあげるからショートでつなぎなさいと教えてくれました。
入所して亡くなるのは偲びないという事でした。
年寄りの心に寄り添ってくれるこんな婦長さんに慰められました。
長くなってしまい申し訳ありません。
私もぼちぼちと(介護のあれやこれや】
で時々書いています。
たまに遊びにいらしてください
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ありがとうございます。 (mitu 様)
2019-08-09 22:20:40
お優しいコメントをいただいて、大変うれしいです。返信の仕方がわからなくて、ここでよろしいでしょうか。
家族が口出しすると、もっと待遇が悪くなるのではと心配になって余計にものを言えなくなります。
悪循環ですね。
間に入ってくれるはずのケアマネさんが、あちら寄りというのも話しづらく、弱者に厳しい世の中ですね。
残暑厳しいですから、どうぞご自愛くださいませ。
返信する
雨ログ様 (mitu )
2019-08-10 10:59:54
確り私のブログにも届いてましたよ。
私もいまだにわからない事が沢山有り、
その都度娘に操作の仕方を教えてもらっています。
介護とは先の見えないトンネルに入った様なものと感じています。
介護を1度もした事が無い人っていますよね、でもうらやましいとは思いません。
自分に与えられたこと,最期までまっとうに見送ることが出来たら幸せが1つ増えた感じがします、今まで4人の介護してきましたが何の不満もなく4つの幸せ頂きました【笑い私は無宗教】
今は主人を確り見ていく事だけです。
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