10月号の条幅、中級課題も最後の「隣」が~~
なんて長い縦画なんでしょう。。。。
偏と旁が逆になっているのは、
どちらがどうだと、
むか~し昔は、決まっていなかったからです。
書道をやっていると、ときどきそういう字を見ます。
たとえば、「樹」の木へんが、真ん中の「土」の上に
乗っていたりします。
おもしろいです。
さてこの「隣」の伸びが全体の見せ場になっていて、
最後に見せ場を持って来ているから、
惹きつけられます。
雨は菊色を添えて三径に迷い
風は花香を散じて四隣に入る
【大意】
雨は三径の間に去来して菊花の色を増し
風は四隣に吹き入って花の香りを散らす
落款は、こんな風でもいいんじゃない?
という遊び心を加えた私の提案です。
個性を出していい作品ではなくて、
競書課題なので、遊び過ぎない方がいいでしょうけど。。。
雅号の二文字目の左下に雅号印だけ押してもおしゃれかも、
と想像しました。
書道もおしゃれに^^