うさぎ村のブログ2

うさぎカンパニーの小さなうさぎ村の暮らしの中

うさ子とピョン太の話 235

2015-02-16 09:45:40 | 日記
うさ子「お花が綺麗」

?「どん!どん!」

うさ子「なっ、なに」

?「どん!、どん!どどどんどん」







うさ子「なに、ピョンなの」

ピョン「わーっ、悪い子供はいないか」

うさ子「わーーっ、なっ、なぁによ、鬼!」

ピョン「悪い子供はいないか」

うさ子「いないわよ、第一子供では有りません、それに

    悪い子供はいないかって、秋田県のなまはげでしょ」

ピョン「そうでした」











うさ子「ピョン、もう節分は終わりましたよ」

ピョン「はいです、節分にこのお面をかぶるの忘れてしまったのです」

うさ子「それで今かぶっているの」

ピョン「そう言う事です」

うさ子「なんか、間がぬけていません」

ピョン「そうとも言えますです」

うさ子「その御面はピョンの手作りなの」

ピョン「はいです、作りましたです」

うさ子「よく出来てるわね」

ピョン「有難う御座いますです」

 





?「う~~~~~~~~~~う」

ピョン「えっ、なんですか」

?「う~~~~~~~~~~う」

ピョン「わ~~~~っ、なっ、なんですか」

うさ子「わたしです」

ピョン「わーっ、驚いたです、なんですか、それ!」











うさ子「これはね、舞楽の時に使うお面なの、安摩(あま)と言うのよ」

ピョン「怖いですね」

うさ子「少しね」

ピョン「あの、お面は不思議ですね」

うさ子「どうして」

ピョン「世界中に有りますです、日本にもお祭りやお能なんかでも

    使いますです」

うさ子「そうよね、始めは神様か神様の御使いだったみたいよ」

ピョン「お面を被るとですか」

うさ子「そうみたい」

ピョン「へー、そうすると神様は変な顔をしてたんですかね」

うさ子「それは分かりませんけど、昔は異形のものは神に近いと

    考えられていたみたいよ」







うさ子「ピョンの被っているのは、蘇利古(そりこ)の舞楽面」

ピョン「これも変な顔です」

うさ子「そうよね、抽象的ね」

ピョン「うーーん、ますます不思議です」

うさ子「そうね、不思議かもね」







おまけ

面を被ると人が神になる事が、日本のお祭りなどではあるみたいです。

能面もその様な意味を持っているようです。

面は不思議です。はい。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 美味しいコラボ! | トップ | 静かな季節のお仕事は…その3 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事