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インマヌエル宇都宮基督教会牧師 山田 隆・勢津子
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牧師・礼拝メッセージ「喜びの叫びを知る民 」(要約)

2010年12月06日 15時08分51秒 | インポート
           引照聖句   詩篇89篇11~18節

 待降節。イエス・キリストの来臨は、何もない所に太陽や動植物がにわかに出現した以上の驚くべき出来事です。それは私たち一人一人の救いのためだったのです。詩篇89篇15節、「喜びの叫びを知る民は幸いです。彼らは、神の御顔の光の中を歩む」からです。
 旧約聖書ルツ記のルツから学びたい。
 ルツはモアブ人として、ユダヤ人の義母ナオミの嫁でした。不運にも義父とその息子の夫と死に別れて、ナオミにつき従い、ユダヤのベツレヘムについて行ったのでした。
 《ルツが喜びの叫びを知る》
1、不運な姑に従い続けての上でした。
 不幸の連続と固まりと思われなくもないような義母ナオミに言われました。故郷にもどるから、モアブの地に残り、現地の自分の民のだれかと結婚するように。しかし彼女は「あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。」と堅い決意を述べて、従ったのでした。誠実で思い遣りのあるこの女性を、神は報いようと働かれました。
2、神は生まれや血筋によらないで、ご自身を信じ従う者を尊くされるのです。
 現今も人々は、身ぶりや背景、富や整った条件で事を選び決めようとします。神と誠の人の条件はそれとは異なります。ご自身の民に従い、ご自身を信じ従う者を真に富む者にしようと待ち構えておられるのです。
3、ルツはやがてベツレヘムで、ダビデ王の曾祖父になる、ボアズという人物の畑に入り、落ち穂を拾い集めナオミを助けます。そのボアズの目に留まり、めとられます。子供が与えられて、幸福な生涯を送りました。
 主を信じる者はみなこうした十字架の道を多かれ少なかれたどって霊肉の恵みを頂きつつ生きております。
▼地味な中で底燃えする喜びを知っているのがキリスト者であり教会です。皆様にこの良いおとずれを伝え共に祝福を味わいましょう。