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インマヌエル宇都宮基督教会牧師 山田 隆・勢津子
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神さまのお手紙

2010年12月25日 09時55分51秒 | インポート
今週も旧約聖書から詩歌、大予言書について紹介します。
詩歌(しいか)の中にはヨブ記、詩篇、箴言、伝道者の書、雅歌の5冊が並んでいます。
イスラエルの人々はたくさんの詩をつくりました。それは神様に向かってつくられた詩でした。うれしいとき、悲しいとき、感謝のとき、つらいとき、どんなときにも人々は神様とお話ししました。
 中でもイスラエルの2番目の王様ダビデはたくさんの詩をつくって神様を賛美しました。
「ヨブ記」には苦しみの中を通ったヨブが最後まで神様を信じ続けた話が書いてあります。
「詩篇」には150の神様への礼拝と賛美の詩、「箴言」には本当の知恵、「伝道者の書」には神様をはなれた人間にはなにもできないことが書いてあり、「雅歌」には神様と人間の深いお交わりが書いてあります。
大予言書の棚にはイザヤ書、エレミヤ書、エレミヤ哀歌、エゼキエル書、ダニエル書の5冊があります。
「預言者」というのは、神様がご自分の考えていらっしゃることを伝えるために、お選びになった人々のことをいいます。
イザヤも、エレミヤも、エゼキエルもダニエルも、みんな優れた預言者でした。
人々が神様からはなれて勝手な生活をしているときに、この預言者たちは声を大きくして、神様にかえるようにと叫びました。
もし預言者たちの言うことをイスラエルの人々が聞いていたなら、どんなにすばらしかったでしょう。でも人々はその言葉を聞こうとしないで勝手な道を進み、とうとうとらわれの身となってしまったのです。
インマヌエル少年文庫 10「神さまのお手紙」から引用・要約しました。   A・O