フィエスタの谷 山行記録

【福島県勤労者山岳連盟所属】フィエスタの谷は山に登る事が好きな仲間の集まりです

旅の目的!

2012-06-14 | 会員の独り言

 GW山行の明神岳東稜、風雪のラクダのコルにテント泊した。2800mの悪天候、下界は春だがここは冬だった。

ラクダのコルには私と小さな巨人Tさんパーティーの他に1パーティーだけだった。中の良さそうな夫婦のパティー。朝挨拶を交わし、先に登攀をはじめた私達を心配そうに見ていてくれた。

そう、あのクライミング上手な夫婦も那須岳の輪の会員、Nファミリーの一員だった。北アルプスまで来たのに、結局Nさんの掌の中でもがいているだけだった。Nさんの掌の大きさを知る山行だった。

Nファミリーとは総帥N氏(那須岳のN)が世界に広げよう那須岳の輪を合言葉に那須岳に訪れた人々を温かな人柄と優しいトークで癒し、友達の輪を広げている集団である。もちろん、HODO-HODO BOYSもNファミリーである。

フィエスタの、メグ嬢も沼ッチも那須岳の輪、Nファミリーである。そう考えると、フィエスタもNファミリーではないのか?いやNファミリーだ!と思うようになった。

クライミング道場Sさん、小さな巨人Tさんといった、とても良い山仲間も増え楽しみの輪も広がった。ひょっとしたら、遠征隊員のなかにも那須岳の輪Nファミリーがいるかも・・・・・いや、きっといるに違いない。

今回の遠征は、JAC福島支部65周年・日パ国交60周年、復興するぞ福島、等など大義名分は多々あります。が、私の大きな目的の一つが、那須岳の輪は、どこまで広がっているのか、カラコルムまで届いているのか、インダス文明の地に那須岳の輪は広がるのか、この目で直に確かめて来る事です。

カラコルムの山々に圧倒されながらも、現地隊員に日本の山や、沢も良いよ~というのを伝えて来ます。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴィンテージごみ

2012-06-13 | 会員の独り言

先日の清掃登山のことです。

 

浜ちゃん、やっぱり何かを持ってる漢(オトコ)ですね~

地面の表面のわずかな違和感も見逃さず

 

「ここ掘れ、ワンワン」

頼りない木の枝で掘ること数十分の苦闘・・・

で、出てきたのがコイツだ。

 

 

ペットボトルが全盛の21世紀ですから、

おそらくここに廃棄されたのは、前世紀のことであろうか?

そして、写真はなんとなく“artistic”な感じでアップしたのは、何の意味もありません。


あいにくの天気でしたが

雨露の付いたつつじうまく撮れてるかな?


スダッち

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤沢クリーニング店(宣伝です)

2012-06-09 | 会員の独り言

 全てが順調に進んでいれば、1ケ月後の今頃はパキスタンのイスラマバードに着いていることになる。

とうとう、あと1ケ月。

今日、遠征隊の最後の山での訓練となった。生憎の天気で予定通りのメニューは行えませんでしたが、その分ミーティングの時間がとれて良かったと思います。

今回の遠征隊は、中心となる年齢層は60歳代である。最高齢は総隊長で、80歳だ。

私が一番若くて、41歳。40代で若手とは、もはや政治の世界である。しかし、登攀隊長、登攀副隊長は正月に飯豊連峰の完全縦走を成功している。

同じく登攀隊員に朝日連峰の荒川の支流、毛無し沢を単独で遡行した者もいる。どちらも私の最大級の目標である。(まだ夢の段階です)

経験や知識、修羅場の経験数は到底足元にも及ばない。

正直なところ、私は60を超えたら普通の山の登山道を歩いているだけで幸せなんだろう・・と思っていた。ところが・・・・総隊長にいたっては、80歳になってもカラコルムの山々への情熱は消えず、逆に気持ちだけで言えば皆、総隊長に引っ張られているように感じる。(私は圧倒されています)

この様な高齢の登山隊が、カラコルムの6000M峰の未踏峰に挑むことで、地元福島県の復興につなげたい。福島県は頑張るぞ!という事を世界に伝える。というのも今回の遠征の大きな目的です。

ナンガパルバードやK2、長谷川さんの山ウルタル、レディーフィンガー等の山を見るだけでもいい・・というのが夢だったのに、まさか登山までできるとは、しかも6000M未踏峰。青森県生まれの私が福島県へ来て約10年、本格的に山をやるようになったのがフィエスタに入ってからなので、約6年。色々な人に出会い、色々な山や沢へ行きました。その結果、この遠征隊に出会えた様な気がします。本当に、皆さまに感謝です。もちろんクビにせず、逆に応援してくれる会社や、大雑把な嫁にも大感謝です。

 総隊長は、本当にカラコルム地方が好きで今日も最年少の私に「今回の遠征は次回の為の遠征だ、今回カラコルムを肌で感じればまた、必ず行きたくなる。その時のための遠征だ」と繰り返し話します。バカな私は真剣に考えてしまいます。とりあえず、次回よりまず今回です。万全の準備をして行きたいと思います。出発までの週末の予定は、ほぼ埋まっています。(谷フェスは総隊長には内緒です。怪我をすると怒られます)そこで、本日は予定より早く帰る事ができたので、冬用のジャケット、パンツをクリーニングに出してきました。お願いしたのは、「世界に広げよう那須岳の輪」でお馴染の那須岳のNさんの輪で知り合い、今年の3月に会津駒ケ岳に一緒にいった、ポンちゃんの藤沢クリーニング店さんです。自らも冬山へ行かれるので(BCスノボー)アウターのクリーニングにはとても良い評判があると噂に聞いておりました。値段はあえて書きませんが、私的にはかなりリーズナブルでした。またよろしくお願いします。

という訳で、残すところ1ケ月となりました。気負いせずボチボチ行って来ます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島労山主催の沢登り教室へのお誘い

2012-06-08 | 会員の独り言

私達が所属している、福島労山の恒例イベントです。

いんちき沢屋のフィエスタのメンバーではなく、安達太良山周辺の沢を開拓した福島登高会の方々がメインで指導してくれます。安心です。

特にIさんは、ここの大滝100Mも登攀しており学ぶ事は多々あります。

デート沢としても全国的に有名な沢です。それだけに、明るく美しいナメ・なめ・滑 本当にきれいですよ。

 この機会に是非沢登りに挑戦してみたいという方、是非お待ちしております。

もちろん、前日の交流会(酒飲み情報交換会)だけの参加もOK。

 

※写真は昨年前衛滝でポーズを決める笑一氏

 

 

以下、ご案内です。

 

第41回登山学校・沢登り教室の開催について

 

 県連の第41回登山学校・沢登り教室を下記の通り実施します。この教室は沢登りが初めての方を対象に、初級者に合わせた講習内容で行います。参加は受講される初級者と、サポートしていただける経験者の方を募集いたします。沢登りが初めての方はもちろん、シーズンはじめの足慣らしに経験者の方も奮ってご参加ください。

 なお、今年は山域を安達太良に変更し実施させていただきます。前日に交流会も予定していますので奮ってご参加いただきますようご案内いたします。

 

 

1.期  日  2012年7月8日(日) 7時30分(集合は 7時00分)

2.場  所  吾妻山・大滝沢  前日:滑川橋手前の空き地(希望者だけ)テント泊

3.参加費  無料

4.募集人員  受講生、指導員を含めて15名とします

5.参加条件  参加される方は、遭対基金または山岳保険(短期掛捨を含む)に加入していること。また、県連として団体賠償責任保険に加入します。

6.講習日程  7月 8日(日) 7:00~   受付7:15~   班ごと打合せ

               7:30~13:00 吾妻山・大滝沢での講習

               13:00~15:00 下山

               15:30~16:00 解散目途

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リセット

2012-05-31 | 会員の独り言

 私は、山がすきです。山が好きな人も好きです。山が好きな人とお話するのも好きです。

私は、お酒が好きです。ほぼ毎日飲みます、飲まなかった日は3年前まで覚えています、全て山関係でした。

仕事を終え、帰宅し多少の家事をし、お風呂に入った後にプッシュー(第三のビール)、ここで一日のリセット。

もう仕事の事は考えない、次の山行を考え、新たな目標を探す、憧れの山屋さんの記録を見る、好きな本を読み返す。

至福の時間、幸せ~。お酒もすすむ、これが一日のリセット。

 毎週、ほぼどこかの山へ行く。山へ行くと気持ちが良い。山へ入ると下界のグダグダは消える。一人で歩いても楽しい。

山仲間と一緒だと益々楽しい。大好きなお酒を酌みかわし、大好きな山・夢の山行の話に花が咲く、そんな夜が大好きだ。

ここでの山仲間とのお酒は最高に美味い、沢の遡行中のキャンプなら尚更だ。 これが一週間のリセット。

大好きな山で、大好きな仲間と、大好きなお酒を飲んだらどれだけ楽しいのだろう。

 社会は現実、山は非現実、奥の深みへハマればハマる程、現実の社会の理性から逸脱していくような気がします。

後ろ向きな考え方は好きでは無いですが、今の年齢、技術等からGIRI-GIRI BOYSにはなれません、そこでHODO-HOD0 BOYS

(中高年ですけど)です。自らの力量を踏まえちょっとだけ上のバリェーションルートを目指す仲間です。(無謀は禁止、困難ok)

 リセットは、毎日の小さいリセット。ある程度のスパンのリセット。ある程度の目標のリセット等いろいろあると思います。

ただ、リセットしないと自分自身が壊れるだけです。山でなくてもリセットする方法を見つけることは大切だと思います。

 今週末、キョロロンに集まる皆さん完全にリセットしましょう~。 (いつも酔ってから書いています。適当に流して下さい。)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の登山感

2012-04-06 | 会員の独り言

 私の父親は66歳で天国へ行った。

65歳になってから、親族で経営していた零細会社を退職し60前後残っている日本百名山と、四国の御遍路を巡ると常々言っていた。その最後の夢というか目標が始まる数カ月前に人生が大きく変わった。私の父の家系は癌家系で祖父も肺癌で 亡くなり、父の兄弟4人中3人が癌になっている。私も父の兄弟が亡くなるのを見て、私も長生きは出来ないと常々思ってきた。実際、父が亡くなっからは、山行を重要視するようになってきた。自分が気になる、また以前から見てみたい景色がある場所は、先延ばしにせず目標をたて、すぐに実行するようにしてきた。大きな目標を達成するためのトレーニング期間はもちろん必要です。今の自分の実力では到底行けない場所へは目標を小さく設定し、小さな目標を何個かクリアーし大きな目標に近づくようにしている。

 夢や目標がある生活はとても楽しい。山を知らなかったら、何の取り柄もないただのグダグダ酒飲みオヤジです。(今も山に行かない時は冴えないオヤジです)自分が本当に好きな事に出合えて幸せです。そのお陰で、良い仲間と大勢知り合うこともできました。

 少し長くなりましたが、言いたい事は「人間いつ死ぬか分からない」という事です。山だけではなく、交通事故かもしれないし、事件に巻き込まれるかもしれないまたは、自然災害や病気。もしかしたら、それが明日かもしれません。この事実を前向きに受け入れるようになりました。今現在が一番若いです。大きな目標を後ましにしていたら実行が難しくなっていきます。人間は確実に死にます。その時に「あれをやっておけば良かった」ではなく「ここまで出来たから良かった」と思えるように生きて行こうと思っています。毎日地味ですが仕事も山も飲みも全力です。この様なものの考え方をするようになったのは、やはり父親の死からです。

 今週末は久しぶりに実家に帰ります。(連休は山へ行きっぱなしなので)これから予定が結構入っているので、いつ帰省できるか分からないので今週にしました。ヒマラヤ・カラコルムへ行く事を父親に報告してきます。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

炒飯

2012-03-30 | 会員の独り言

験担ぎ・・・なにかされている事ありますか?

靴は右足からとか、いろいろ聞きます。フィエスタの会員にも山行直前にバナナを食べることを習慣にしている者もおります。いままでその様な習慣が無かったのに、黒伏南壁を登る日の朝、リーダーから手渡され緊張しながら食べ、そして無事完登。この後の山行から彼は、勝利のバナナと呼び必ず持参している。

 私は特には気にしていないが、あえて一つあげるとすると、炒飯である。しかも須賀川市のある定食屋さんのものである。単純に、このお店の炒飯が好きだったという事であるが。初めての冬の北アルプスや、谷川岳、朝日の沢等気づくと直前にいつも食べていた。気付いてしまうと気になってしまうもので、谷川岳東尾根、中央カンテ、黒伏南壁、剱八峰、剱沢の前にも食べていった。(遠征の時には意識して食べに行った)社内での部署移動があり、内勤がメインとなり社内食堂を利用する機会が多くなり定食屋さんに行く機会も減ってきた。しかし、目標のルートや泊まりの遠い山へ行く時は食べにいった。今のところ結果は満足する範囲である。悪天敗退は、まず無い。剱沢大滝の焚火のテラスまで行けなかった事と、谷川岳東尾根のルート間違い敗退くらいだと思う。

 今年になってからは、何か物足りないような気がしている。唯一の3連休の北股岳も敗退。週末天気が良くなかったこともあると思うが、目標も例年に比べると無かった。去年の今頃は炒飯を3~4回は食べていたような記憶がある。

そういえば今年まだ一度も食べていない。明日の午前中、会社で所用がある。帰りにあのお店で炒飯を食べて帰ろう。そして日曜日は今シーズンの目標の一つ、那須朝日岳くの字さわへ行ってみよう。

 

 

 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当たり~!

2012-03-29 | 会員の独り言

 竹内洋岳さんのSUMMIT PUSH Tシャツが当たりました~。

竹内さんが14座ラスト、私がヒマラヤデビュー。1971年生まれの同年齢です。

このTシャツを着て、6000M無名峰SUMMIT PUSHしてきます。

http://weblog.hochi.co.jp/takeuchi/2012/03/post-428a.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

震災から一年

2012-03-21 | 会員の独り言

2011年  3月11日→大震災  3月10日→沼ッチ誕生日 3月6日→30代最後の日曜日

去年の3月6日の日曜日は30代最後の日曜日だった。次週は40歳になっている。

30歳代でやり残した事は無いか?後悔することは無いか?心残りは無いか?本当にチャレンジしなくていいのか?3月6日の数日前までずっとこの事ばかり考えていた。それは、気になる事があったからだ。谷川岳一ノ倉沢東尾根である。先週も谷川岳に一人で行き、東尾根を見ながら西黒尾根をピストンし、一ノ倉沢出合いまで行った。山頂で東尾根を登ってきた人にも雪の状態、ルート状況等の情報を聞いていた。やるなら3月6日しかない、結論がでた。怖いが現場へ行きもせずにあきらめる事はできない。東尾根を視野に入れて自分なりにトレーニングはしてきたつもりだが、完登できる自信は無い。土曜日に誰か登ってトレースが残っていないかズルイが内心期待していた。

 結果は完登することができた。前後にパーティーいてくれて、相互に助け合いながら、ラッセル交代しながらの登攀になった。他のパーティーは要所でザイルを出していたが、私にはザイルを出してはくれない。当たり前である、それを覚悟で来ているのだから。でも内心やさしい言葉をずっと待っていた。とても怖かった。それでも最後の腐りかけた雪壁そして雪庇を抜けて頂上へ出た。後は先週下った西黒尾根を走る様に下って行った。下山後トイレで顔を洗った、鏡にとても充実感に満ちた自分の顔があった。

3月10日の夜、充実し後悔することが無く40歳を迎えることができた。お酒がいつも以上に美味しかった。次の目標を考えるのも楽しかった。

3月11日のあの時間、私は勤務先の工場の敷地内の建屋の外にいた。事務所、工場、足元が大きく揺れている。揺れが止まらない、長い、まだ止まらない。今までに経験の無い長さだった。揺れも止まり、建屋の中を確認し怪我人がいない事、火事が起きないかを確認し、所定の集合場所へ向かった。車の中に山ラジオがありポケットの中に入れてきた。ラジオを聞いてみる。沿岸部に想像を絶する高さの津波がくる事をつげていた。

 非常に不謹慎極まりないと思いますが、この時私は先週東尾根に行っていて良かった、一週間予定をずらしていたら一生挑戦する事ができなかったかもしれない。と何度も思っていました。震災後はなかなか山へ行けない日が続いた。この頃から挑戦出来る時は、挑戦を後伸ばしにしない事に決めた。

 震災から一年経って、周囲も平穏を取り戻しつつある。私は夢であったヒマラヤが、今は目標になっている。福島に住んでいながら、夢を持ち目標がありそれに向かって前進している事にすごい幸せを感じている。本当に大した事はできないが、福島に住んでいる私達が後ろを見ていたら何も始まらない様な気がする。福島に住んでいいるからこそ元気だよ、夢も目標もあるよと県外及び国外の人たちにアピールしてきたいと思っています。

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人っきりの山の夜

2012-03-19 | 会員の独り言

最近山に一人で泊まるのは冬しかない。

無雪期の泊まりは、ほぼバリエーションか沢登りなので一人というのは今のところ無い。

昨日、初めて雪の飯豊に泊まった。

初めて一人でテント泊したのは会津駒ケ岳。その後、八ヶ岳や鳳凰山等。中央の山だと人の気配を感じるが東北の山だと殆んど人の気配がなく、山の中に一人っきりの様な気がする。約一畳の空間に何時間も一人でいる。ラジオを聞いたり、最近では読書もする。あまり早くにテントに入ると自然と一人宴の開始時間が早くなる。話す相手が居ないと一人で色々な事を考える。不思議と山の中で一人でいると山の事は思い浮かばない。来週何処へ行こう?あそこへ行ってみたい等、いつも考えていることが思い浮かばない。思い浮かぶのは、「たまには、実家に帰ってお袋に親孝行しなければ」、「下山したら、いつも勝手に山へ行くことを許してくれているい嫁さんを温泉にでも連れて行こう」等、普段考えない様なことを考える。でもこういう時間は結構好きだ。いろいろ考え、たくさん飲み、ウトウトして昨年ストーブでテントに穴をあけた。(補修して今も使用中)

無事下山し車で帰路につくと、不思議とテントの中での思いは消えている。運転しながら「来週は何処へ行こう?」「今年の内にあそこをクリアーしなければ・・」完全に下界の思考モードに戻ってしまう。

山で思う事は、山の中だけにしておこう。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする