自分の元にくる者達だけを癒すようになった。
私の周りには病んでる者がたくさんいる。
手を差し伸べれば、きっと癒せるはずなのに。私はそれをしない。
私に癒せと急かす。
自分達だって余計なお節介しないくせに。
いつも見守ってるだけで助けてって言わないと助けないくせに。
「求めよさらば与えられん」ってね。
自分が枯れても癒せと?その方が私らしいということなんだろうか?
私は忙しい。かなり疲れている。
正直そんなことしてる余裕ないのに。
確かに結婚する前の私はいつも誰かのことを心配して学んでいた。
病気を持っている人には、その病気のことを詳しく瞑想と共に調べ、どうヒーリングしたら治るのか模索したものだ。
何故かその人達は生きる勇気が持て、自分は治るのだと信じるようになっていった。
あの頃は若かったから。気力も体力も充分備わっていた。
今の私にはやらなきゃいけないことばかり。
毎日手のかかるお子の世話。
家の仕事。
自分の仕事。
体力的にも疲れる。気力も体力も充分にあるなら私もそうしたいが。
毎回毎回急かされるにはきっと意味があるのだろう。まだ私が気づいてない何かが。
私に癒せと言ってるんだと思う。
集合意識に流されるなと。