酒と薔薇の日々

『おやじの放浪日記』
アウトドア(山,チャリ,キャンプ)+料理+カメラと物欲の日々

大野鉱山跡

2009年02月24日 | アウトドア
日曜に船倉山「大野鉱山」の坑道跡地に出会った。
なんでも、「大野鉱山は昭和13年に開発された」らしく、坑道入り口近くに落ちていた石英が入った石に金属を発見!
握り拳2つ分ぐらいで重かったが、ザックに入れて持ち帰った。
今でも、近辺で簡単に見つかるってことは、以前はもっと鉱物が入った石がごろごろしていたんだろうな~

目に見えている金属は黄鉄鉱だろうか、それともタングステン?(コンパスが反応しないから黄銅鉱?)


そもそも大昔、こんな固そうな石をどうやって溶かしたのだろうか。
溶かす方法は知識としては知っていたはずなのだけど、とても自分には及びもつかないことを実感。
大野鉱山は昭和だけど、ここ以外の鉱山では神話時代からこんな石から金属を取り出していたんだなあ。
小学校時代の学研の付録についていた鉱石の付録からはわからなかった感動がここにあるな。

小学校高学年頃、アスファルト舗装をするのに、どこからか運び込まれた小石に、かなり黄銅鉱が入っていて、一生懸命拾ったことを思い出す。
そんな石が、数十キログラムほど、家の中の段ボール箱に入れてあった。
今回よりもっと黄色で、本気で金じゃないかと思ったものだった。
早稲田自動車学校前の旧道のアスファルトの下層にはいっぱい黄銅鉱が埋もれているのだ。
そういえば、龍神山で水晶も結構拾ったな。