アメリカ帰国者が日々の出来事・人生・世の中などを語るブログ

日本に帰国して矛盾だと感じたこと、人生における発見や日常のことなど色々語ります

豪雨災害対策よりも飲み会を優先した自民党~もう擁護のしようがない~

2018年07月12日 | 政治・国際情勢について

今、ネットでは数十年に一度しかない重大な災害が迫っているという気象庁の警報を無視してビアパーティーに酩酊した自民党への批判がすさまじい。

政府の圧力なのか、テレビでは一切報道されていないので、知らなかった友人もいた。知らない方は、下記の記事を見て欲しい。

豪雨の最中に納涼ビアパーティーに興じた自民党議員

このビアパーティーをキャンセルすると、キャンセル料がかかってしまうから、国民非難承知の上で開催した、と書かれていた記事もあったが、呆れてものが言えない。人の命よりも、キャンセル料の方が大事だったのか?!政府がすぐにでも対応していれば、200人以上もの死者がでることはなかったのではないのか?

災害対策本部が設置されたのも、その2日後だった。6日には既に被害が出ていたのに、何をモタモタやっているのか、危機管理意識が全く欠如している。

一方で、自分も被害に遭っているだろう一般市民の方が、他の市民の方達を命がけで、自分の力が尽きるまで救助したそうだ。

救命4時間、倒れるまでボートを漕いだ青年

この2つの記事を比較して、あなたはどう思うだろうか?

自民党下ろしの記事にすぎないなどと根拠のないことを言う人達がいるようだが、あの5日の日に飲み会を強行(?)したのは事実なのである。災害は大したことないだろうとタカをくくり、彼らが遊びほうけていたのは紛れもない事実。

自民党の議員さんの中には本当に優秀な方もいらっしゃり、また今の野党は全然ダメなので、私はある程度、自民党を擁護してきたつもりであるが、このことを知ってから、腹が立って仕方がない。もう擁護する気にもなれない。こんな人命を軽視するような人達に政治を任せてはいけない、本当にそう思った。

では、私達ができることは何なのか?次の選挙まで待って良さそうな人を投票するしか行動が取れないのだろうか?どこかに、正義感に溢れ、奉仕の精神を持っていらっしゃり(医者や政治家は奉仕の精神がないと務まらないと考える)、かつ人格も高潔な政治家は、今の時代にはもういないのであろうか?誰か何か良い手があれば、教えて頂きたい。今の私には、こうやってブログで訴えるしかないのだが、正直、もどかしさを感じている。

福沢諭吉の言葉に、

愚民の上に苛き政府あれば、良民の上には良き政府あるの理なり。ゆえに今わが日本国においてもこの人民ありてこの政治あるなり。

という言葉があるが、今の政治家が私達の国民性を反映しているものであれば、結局は私達が変わらないと、この日本は本当にダメになるのである。馬鹿な国民が、馬鹿な政治家を生み出してしまっているのである。


 

 



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