信仰の本義(愛と奉仕との実践によってたましいは進歩する)
たましいは愛と奉仕とによって発達します。
生活とは仕事と犠牲と奉仕と愛とでございます。
イエスが人に使われんが為に臨られましたように、私達も他のために使われなければなりません。
信用は頭の仕事であるが、愛は心の仕事である。
眞の人格は肉体を動かすことで形成されるよりも、むしろ心を動かすことで形成される。
心こそ人格を形造るものであります。
イエスキリストがいった『行いなき信仰は死である。』は信仰の本義である。
前回の出講の時、今度は隣に座っている高齢の男性が、以前先達の人が、
海で亡くなった人を供養するために仏壇の前でその人の名前を勧請して経を読み始めたら、
即座に座っている横の畳がびっしょりと酷く濡れたと言われました。
これはその人の名前を勧請してお祀りした御縁で、亡くなった場所(海中)に眠る荒霊(あらみたま)が
その亡くなった場所(海中)を袈裟して、ここに幸魂(さちみたま)として顕れて救われて喜んでいるのですと答えました。
このように海中に没した霊魂も名前を呼べば来るのです。
人間は霊的であり、霊界もただ肉体を脱ぎ捨てただけであります。
肉体の声はどれだけ叫んでもアメリカには届きません。また手のひら療法等の磁気波動も届く距離に限界があります。
しかし念(こころ)の思い、祝福の祈り等は瞬時に霊界、現世を飛び越えて世界、宇宙をかけ巡ります。
霊魂は肉体から脱け出たのちも肉体にいた時とまったく同じ状態です。
欲望、知識、経験、思想、習慣、性癖等はまったく此の世にいるときのそのままです。
性格を形成するものは心なのです。
それ故に思想や、感情の動きや、心に思い浮かべられた想像や、此れらによって霊魂(たましい)は審判(さば)かれるのです。
何故なら、内部的な自我の本質的な性格を造りあげるものは、
思想や、感情の動きや、心に思い浮かべられた想像なのでありますから、
此れらは霊魂(たましい)が肉体と云う仮の宿を脱け出たときに隠すべき術もなく人格が露(むき)出しに見えるようなるのであります。
こうして収税吏や遊女が天国上げられのに、学者やパリサイの徒はその光栄から投げ出されたりするのです。
『注』
勧請―・・・まことの心をもって仏、菩薩、神、霊魂等に道場、仏壇、神殿等に降臨して頂くことを請願すること。
荒魂(あらみたま)―・・・亡くなった場所や墓地等に眠る。
幸霊(さちみたま)―・・・家族と共に生活して、家に祀られた位牌等を
媒介としてそこに鎮まる。
たましいは愛と奉仕とによって発達します。
生活とは仕事と犠牲と奉仕と愛とでございます。
イエスが人に使われんが為に臨られましたように、私達も他のために使われなければなりません。
信用は頭の仕事であるが、愛は心の仕事である。
眞の人格は肉体を動かすことで形成されるよりも、むしろ心を動かすことで形成される。
心こそ人格を形造るものであります。
イエスキリストがいった『行いなき信仰は死である。』は信仰の本義である。
前回の出講の時、今度は隣に座っている高齢の男性が、以前先達の人が、
海で亡くなった人を供養するために仏壇の前でその人の名前を勧請して経を読み始めたら、
即座に座っている横の畳がびっしょりと酷く濡れたと言われました。
これはその人の名前を勧請してお祀りした御縁で、亡くなった場所(海中)に眠る荒霊(あらみたま)が
その亡くなった場所(海中)を袈裟して、ここに幸魂(さちみたま)として顕れて救われて喜んでいるのですと答えました。
このように海中に没した霊魂も名前を呼べば来るのです。
人間は霊的であり、霊界もただ肉体を脱ぎ捨てただけであります。
肉体の声はどれだけ叫んでもアメリカには届きません。また手のひら療法等の磁気波動も届く距離に限界があります。
しかし念(こころ)の思い、祝福の祈り等は瞬時に霊界、現世を飛び越えて世界、宇宙をかけ巡ります。
霊魂は肉体から脱け出たのちも肉体にいた時とまったく同じ状態です。
欲望、知識、経験、思想、習慣、性癖等はまったく此の世にいるときのそのままです。
性格を形成するものは心なのです。
それ故に思想や、感情の動きや、心に思い浮かべられた想像や、此れらによって霊魂(たましい)は審判(さば)かれるのです。
何故なら、内部的な自我の本質的な性格を造りあげるものは、
思想や、感情の動きや、心に思い浮かべられた想像なのでありますから、
此れらは霊魂(たましい)が肉体と云う仮の宿を脱け出たときに隠すべき術もなく人格が露(むき)出しに見えるようなるのであります。
こうして収税吏や遊女が天国上げられのに、学者やパリサイの徒はその光栄から投げ出されたりするのです。
『注』
勧請―・・・まことの心をもって仏、菩薩、神、霊魂等に道場、仏壇、神殿等に降臨して頂くことを請願すること。
荒魂(あらみたま)―・・・亡くなった場所や墓地等に眠る。
幸霊(さちみたま)―・・・家族と共に生活して、家に祀られた位牌等を
媒介としてそこに鎮まる。