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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五感俳句642「指先にかすかな磁力鳥帰る」(松王かをり)

2024-04-02 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句642・磁力1・松王かをり01・2024-04-02(火)
○「指先にかすかな磁力鳥帰る」(松王かをり01)
○季語(鳥帰る・仲春)(→「現代俳句協会」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:この磁力がかすかに残る残る指先を春風の中に立ててみる。方位磁石の代わりになるであろう。


松王かをり(まつおうかをり)

○好きな一句「ものの芽に薄きショールのひつかかる」02
○季語(ものの芽・仲春)(引用同上)

【Profile】:1956年奈良県出身。2004年「」(主宰・→津田清子)入会。(2012年8月号にて同誌終刊)。2013年「銀化」(主宰・→中原道夫)入会後同人。2015年「銀化」奨励賞受賞。2017年第37回現代俳句評論賞受賞。「雪華」(主宰・→橋本喜夫)入会。2018年 「耳の曲線」で第18回中北海道現代俳句賞受賞。俳句集団【itak】幹事。


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