●五体俳句412・口4・大久保白村1・2019-01-04(金)
○「獅子舞の口から手が出握手せる」(『続・中道俳句』2014)(大久保白村1)
○季語(獅子舞・新年)(→「俳諧師前北かおる」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:掲句には「手」もありますが「口」を取ります。獅子舞の口といえば、中から人が操作してカポカポと鳴らすもの。この句では、何と口から手が出ました。
●大久保白村(おおくぼはくそん)
○好きな一句「巡礼の先へ先へと山の蝶」(『続・中道俳句』2014)2
○季語(蝶・三春)(引用同上)
【Profile】:1930年東京都出身。1953年、職場句会にて→富安風生に師事。「ホトトギス」同人。「こゑの会」代表。朝日俳壇賞、花鳥諷詠賞など受賞。日本伝統俳句協会副会長。海上保安協会評議員。
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■Pickup「獅子舞(新年)」の3句
01「獅子舞の地に伏し人に戻りけり」(林佑子)(好きな一句)
02「獅子舞の口中暗し舞の影」(河野薫)(好きな一句)
03「獅子舞の口から手が出握手せる」(大久保白村)↑
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