●五感俳句393・質感=重25・杉原祐之1・2018-8-20(月)
○「蜻蛉の目覚めの翅の重さかな」(『先つぽへ』2010)(杉原祐之1)
○季語(蜻蛉・初秋)(「俳句201706・創刊65周年記念付録・現代俳人名鑑Ⅱ」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:この「目覚め」とは「羽化」のことであろうか。はじめて宙を舞う直前に、蜻蛉はその羽の重さに自らのすべてを任せようとしている。
●杉原祐之(スギハラユウシ)
○好きな一句「叱られに会社へ帰る秋の暮」(『先つぽへ』2010)2
○季語(秋の暮・三秋)(引用同上)
【Profile】:1979年東京都出身。1998年、「慶大俳句」入会。以後、→本井英、→三村純也に師事。2001年「山茶花」入会。2007年「夏潮」創刊に参加。「山茶花」飛天集同人。「夏潮」運営委員。
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